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提案型の多職種連携がさらに進化
患者と医師・看護師がコアとなり病歴と病状を共有(中編)

青森県立中央病院(青森県青森市)

同院血液内科の医師は4人。過疎地の医療の現実がここにある。4人で約60人の入院患者、年間約500人の新患、約2,500人の再来患者、そして断らない移植。日常は多忙を極めている。「看護師が工夫すれば、医師に一層効率良く働いてもらうことができる。外来医師の再来受診予定の患者人数を把握し、それぞれの医師のスケジュールや病棟処置の予定をナースステーションのホワイトボードに記入し情報共有している。看護師が医師の動線をつかめるので、医師が必要としている情報を的確に伝えることができるようになった」(三上氏)。