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提案型の多職種連携がさらに進化
患者と医師・看護師がコアとなり病歴と病状を共有(前編)

青森県立中央病院(青森県青森市)

本州の最北端、青森県内唯一の骨髄バンク・臍帯血バンク認定施設(成人)として、年間20~30件の同種造血幹細胞移植を施行している青森県立中央病院の血液内科。1999年から行なわれていた「移植カンファレンス」は、その後、構成メンバーを充実させながら2013年には「血液疾患多職種合同カンファレンス」へと進化した。その一方で、多職種合同カンファレンスが徐々に形骸化しつつあることへの反省から、2019年からは患者の病歴や病状を看護師が主体的に把握することを中核に据えた新たな多職種連携の体制を模索している。