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血液学の最新論文(2023年12月〜2024年1月分) 会員限定コンテンツになりました。会員登録をお願いします すべて見る

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学会レポートCongress Report
NPM1変異陽性AMLに対するCR1での同種移植 FLT3-ITD変異にかかわらずMRD陽性例で有用ASH2023注目テーマ⑧ 注目演題「#425」NPM1変異陽性AMLに対するCR1での同種移植 FLT3-ITD変異にかかわらずMRD陽性例で有用Jad Othman(Department of Medical and Molecular Genetics, King's College London, London, United Kingdom)2024.02.29NPM1遺伝子変異のある急性骨髄性白血病(AML)患者のうち、寛解導入療法後の第一寛解期に測定可能残存病変(MRD)陽性の患者に対する同種造血幹細胞移植は、生存率を改善するが、MRD陰性患者では移植の有用性は認められなかった。また、FLT3-ITD変異の有無はこれらの生存率に影響しないことも明らかになった。
学会レポートCongress Report
CD19標的CAR-T細胞療法は自己免疫疾患患者の症状を改善し、忍容性も良好ASH2023注目テーマ⑦ 注目演題「#220」CD19標的CAR-T細胞療法は自己免疫疾患患者の症状を改善し、忍容性も良好Fabian Müeller(Department of Hematology and Oncology, University Hospital of Erlangen, Germany)2024.02.29CD19を標的とするキメラ抗原受容体(CAR)-T細胞は、全身性エリテマトーデス(SLE)や特発性炎症性筋炎(IIM)、全身性強皮症(SSc)といった自己免疫疾患に対し、良好な忍容性と持続的な症状改善を示すことが、15人の患者を対象とした最初の研究で明らかになり、ドイツ・University Hospital of ErlangenのFabian Müeller氏が報告した。
気鋭の群像Young Japanese Hematologist
憧れの臨床医から米国留学を経て基礎研究の道に 国立がん研究センターで新天地を切り拓く(後編)憧れの臨床医から米国留学を経て基礎研究の道に 国立がん研究センターで新天地を切り拓く(後編)武藤朋也(国立がん研究センター研究所 がんRNA研究分野 主任研究員)2024.02.292015年4月に妻と5歳の娘とともに米国に渡り、シンシナティ小児病院医療センターでの研究生活が始まりました。当初は3〜4年の留学のつもりでしたが、形にしたい複数のプロジェクトに携わることができたため、2020年2月まで約5年間米国に滞在し、最終的には4つの研究成果をまとめることができました。
この論文に注目!Focus On
会員限定コンテンツになりました。すべてお読みいただくには会員登録をお願いします。2024年2月の注目論文(Vol. 2)2024年2月の注目論文(Vol. 2)大西康(東北大学大学院 医学系研究科 血液内科学分野 講師)
張替秀郎(東北大学大学院 医学系研究科 血液内科学分野 教授)
2024.02.29血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2024年2月分(Vol. 2)は、大西康氏と張替秀郎氏が担当します。
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移植適応新規MMに対する、Isa-KRd療法による導入療法と地固め療法ASH2023注目テーマ⑥ 注目演題「#4」移植適応新規MMに対する、Isa-KRd療法による導入療法と地固め療法Francesca Gay(Division of Hematology, Department of Molecular Biotechnology and Health Sciences, University of Torino, Torino, Italy)2024.02.22イタリア・トリノ大学のFrancesca Gay氏は、ASCT前導入療法およびASCT後地固め療法として、カルフィルゾミブ・レナリドミド・デキサメタゾン(KRd)療法と、KRd療法にイサツキシマブ(Isa)を追加したIsa-KRd療法を比較し、有用性を評価した臨床第Ⅲ相試験であるIsKia試験の結果を報告した。
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再発・難治性cGVHDに対する抗CSF-1R抗体axatilimabの有用性ASH2023注目テーマ⑤ 注目演題「#1」再発・難治性cGVHDに対する抗CSF-1R抗体axatilimabの有用性Daniel Wolff(University Hospital Regensburg, Regensburg, Germany)2024.02.22慢性移植片対宿主病(cGVHD)に対して、コロニー刺激因子1受容体(CSF-1R)依存性の単球とマクロファージを標的とする抗CSF-1Rモノクローナル抗体axatilimab(SNDX-6352)は有効であることが、3つの用量を検討した多施設共同非盲検無作為化比較第II相試験AGAVE-201で明らかになり、ドイツ・University Hospital RegensburgのDaniel Wolff氏が報告した。
気鋭の群像Young Japanese Hematologist
憧れの臨床医から米国留学を経て基礎研究の道に 国立がん研究センターで新天地を切り拓く(前編)憧れの臨床医から米国留学を経て基礎研究の道に 国立がん研究センターで新天地を切り拓く(前編)武藤朋也(国立がん研究センター研究所 がんRNA研究分野 主任研究員)2024.02.22病院で働く医師に憧れ、血液内科医としてキャリアを重ねたのち、大学院で基礎研究に打ち込んだことで、進路が変わり始めた武藤朋也氏。5年間の米国留学を終え、一旦は大学の助教として臨床・教育・研究に取り組んだが、研究に打ち込める環境を選び、2023年4月に国立がん研究センター研究所の主任研究員として新たな道を歩み始めた。焦り過ぎず、しかし早期に研究成果を出したいと抱負を語る。
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KMT2A遺伝子再構成のある再発・難治性急性白血病でメニン阻害薬revumenibの有効性を確認ASH2023注目テーマ④「Late-Breaking Abstracts Session #5」KMT2A遺伝子再構成のある再発・難治性急性白血病でメニン阻害薬revumenibの有効性を確認Ibrahim Aldoss(City of Hope National Medical Center, Duarte, USA)2024.02.15KMT2A遺伝子再構成を有する再発・難治性(R/R)急性白血病患者に対するメニン阻害薬revumenibの有効性と安全性について、第II相試験AUGMENT-101の中間解析の結果が、米・City of Hope National Medical CenterのIbrahim Aldoss氏から報告された。
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重症の鎌状赤血球症に対するハプロ移植 HLA一致の骨髄移植と2年EFSは同等ASH2023注目テーマ③「Late-Breaking Abstracts Session #4」重症の鎌状赤血球症に対するハプロ移植 HLA一致の骨髄移植と2年EFSは同等Adetola A. Kassim(Department of Medicine, Division of Hematology-Oncology, Vanderbilt University Medical Center, Nashville, USA)2024.02.15重症の成人鎌状赤血球症(SCD)患者に対する、移植後シクロホスファミド(PTCy)を用いたHLA半合致血縁者間移植(ハプロ移植)は、骨髄破壊的前処置によるHLA合致血縁者ドナー(MSD)からの骨髄移植との比較で、2年後の無イベント生存率(EFS)が同等であることが報告された。
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再発・難治性MCLに対するイブルチニブ+ベネトクラクス イブルチニブ単独よりPFS、CR率を改善ASH2023注目テーマ②「Late-Breaking Abstracts Session #2」再発・難治性MCLに対するイブルチニブ+ベネトクラクス イブルチニブ単独よりPFS、CR率を改善Michael Wang(Department of Lymphoma and Myeloma, The University of Texas MD Anderson Cancer Center, Houston, USA)2024.02.08再発・難治性マントル細胞リンパ腫(MCL)に対し、ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害薬のイブルチニブとBCL-2阻害薬のベネトクラクスを併用することで、イブルチニブ単独より無増悪生存期間/率(PFS)を改善するとの臨床試験結果が示された。これは、多施設ランダム化二重盲検臨床第Ⅲ相試験SYMPATICOの結果で、報告した米国・MDアンダーソンがんセンターのMichael Wang氏は「この併用療法は、再発・難治性MCLの新たな標準治療になるだろう」と述べた。
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移植適応の初発MM に対するVRd療法へのダラツムマブの追加は、PFS延長と深い奏効を導くASH2023注目テーマ①「Late-Breaking Abstracts Session #1」移植適応の初発MM に対するVRd療法へのダラツムマブの追加は、PFS延長と深い奏効を導くPieter Sonneveld(Erasmus MC Cancer Institute, Rotterdam, Netherlands)2024.02.08今回、オランダ・エラスムスMCがん研究所のPieter Sonneveld氏は、移植適応のNDMM患者709例を対象とし、Dara-VRd寛解導入療法に続くASCT、Dara-VRd地固め療法、Dara-LEN維持療法、またはVRd寛解導入療法に続くASCT、VRd地固め療法、LEN維持療法を比較した臨床第Ⅲ相試験であるPERSEUS試験の1次解析結果を報告した。
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会員限定コンテンツになりました。すべてお読みいただくには会員登録をお願いします。2024年2月の注目論文(Vol. 1)2024年2月の注目論文(Vol. 1)柴山浩彦(国立病院機構 大阪医療センター 血液内科科長/輸血療法部長)2024.02.08血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2024年2月分(Vol. 1)は、柴山浩彦氏が担当します。
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小児AML・ALLにおけるCAR-T療法の課題とその取り組み第65回日本小児血液・がん学会学術集会 レポート③ シンポジウム1「CAR-T療法 ~『これまで』と『これから』~」小児AML・ALLにおけるCAR-T療法の課題とその取り組み2024.02.01これまでCAR-T療法に関して様々な知見が得られている。シンポジウム1では、「CAR-T療法 ~『これまで』と『これから』~」と題し、これまでの知見に基づき、急性リンパ性白血病(ALL)、髄外単独再発ALLおよび急性骨髄性白血病(AML)におけるCAR-T療法の現状と課題に対する取り組み、そして今後の展望について、4名の医師が講演した。 B-ALLに対するtisa-cel 日本のリアルワールドデー…
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小児・思春期がん患者の卵巣組織凍結・移植は、公的支援が拡充 研究の推進とエビデンス創出が課題第65回日本小児血液・がん学会学術集会 レポート② 解説講演2「小児・AYA世代のがん患者に対するがん・生殖医療の現状と課題」小児・思春期がん患者の卵巣組織凍結・移植は、公的支援が拡充 研究の推進とエビデンス創出が課題2024.01.25解説講演2「小児・AYA世代のがん患者に対するがん・生殖医療の現状と課題」では、聖マリアンナ医科大学産婦人科学の鈴木直氏が、がん治療に伴う妊孕性温存に関する課題と今後の解決に向けた方策について講演した。
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会員限定コンテンツになりました。すべてお読みいただくには会員登録をお願いします。2024年1月の注目論文(Vol. 2)2024年1月の注目論文(Vol. 2)坂田(柳元)麻実子(筑波大学 医学医療系 血液内科 教授)2024.01.25血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2024年1月分(Vol. 2)は、坂田(柳元)麻実子氏が担当します。