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第22回日本臨床腫瘍学会学術集会 レポート②教育講演26「悪性リンパ腫の治療体系」新規治療法により進化する悪性リンパ腫の治療アルゴリズム2025.06.19悪性リンパ腫の診療は、近年、遺伝学的特徴に基づく病型分類の進展や新規治療法の導入により大きく進歩している。教育講演26「悪性リンパ腫の治療体系」では、岡山大学病院ゲノム医療総合推進センターの遠西大輔氏が、悪性リンパ腫における最新の治療アルゴリズムについて概説した。
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名大から東海大へ、名古屋に戻り最後は国立がん研究センター オープンマインドで大組織の変革と進展に尽力(前編)堀田知光(国立研究開発法人国立がん研究センター 名誉総長、国立病院機構名古屋医療センター 名誉院長)2025.06.19「この人に聞く」のシリーズ第22回は、国立がん研究センター名誉総長の堀田知光氏にお話をうかがいました。名古屋大学を卒業後、第一内科に入局、血液内科の臨床医として25年間診療と研究に注力しました。50歳のときに東海大学医学部に異動し、内科学教授、医学部長を務めた後、名古屋医療センター院長として再び名古屋に戻り、さらに国立がん研究センター理事長に転任して4年間務めました。「血液内科の診療は高度な手技や経験値がそれほど重要とは言えず、データを基に若手医師はベテランと同じ土俵で議論できる。若い人たちには新しい発想を生かして活躍してほしい」とエールを送ります。
- 血液学の最新論文New Reports On Hematology
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2025年3月〜5月分を掲載しました2025.06.19
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診断薬2025年5月分を掲載しました2025.06.19
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第22回日本臨床腫瘍学会学術集会 レポート①Presidential Session 1ポナチニブ、年齢・BCR::ABL1バリアントを問わず初発Ph+ALLに対する有用性を示す―PhALLCON試験南陽介(国立がん研究センター東病院)
Discussant:Jorge Cortes(Georgia Cancer Center at Augusta University, USA)2025.06.12第22回日本臨床腫瘍学会学術集会のPresidential Session「呼吸器 血液」では、国立がん研究センター東病院の南陽介氏が初発Ph+ALLに対するポナチニブの第Ⅲ相臨床試験の結果を解説した。 - この論文に注目!Focus On
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2025年6月の注目論文(Vol. 1)柴山浩彦(国立病院機構 大阪医療センター 血液内科科長/輸血療法部長)2025.06.12血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2025年6月分(Vol. 1)は、柴山浩彦氏が担当します。
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JSTCT2025レポート⑨ Special Lecture 2高齢者へのHCT最適化に向けたFrailty評価とPTCyの可能性Shannon R. McCurdy(University of Pennsylvania, Perelman School of Medicine, USA)2025.06.05Special Lectureの第2講演では、ペンシルベニア大学のShannon R. McCurdy氏が「HCTランドスケープにおける大きな変化の一つは、レシピエントの年齢上昇である」として、年齢と虚弱性(Frailty)に注目したリスク評価、バイオマーカーに基づく個別化治療、高齢患者に適したHCT実施の最適化に焦点を当てた取り組みについて講演した。
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2025年2月後半〜5月前半分を掲載しました2025.06.05
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JSTCT2025レポート⑧ Special Lecture 1世界のPTCyベースの移植はどこまで進んでいるか?Christopher G Kanakry(Center for Immuno-Oncology, National Cancer Institute, National Institutes of Health, USA)2025.05.29Special Lectureの第1講演では、National Institutes of HealthのChristopher G Kanakry氏が、PTCyによるGVHD予防のメカニズム解明に取り組んだhaplo-HCTモデルを用いての一連の研究成果と、今後さらなる普及および最適化を目指した最新の臨床研究について紹介した。
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2025年5月分を掲載しました2025.05.29
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2025年5月〜10月開催分を掲載しました2025.05.29
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JSTCT2025レポート⑦ プレナリーセッション3FLT3変異陽性AMLに対するCBT後のギルテリチニブ維持療法は再発を有意に抑制新井康之(京都大学医学部附属病院 血液内科)2025.05.22京都大学医学部附属病院血液内科の新井康之氏は、日本造血・免疫細胞療法学会(JSTCT)、日本造血細胞移植データセンターとアステラス製薬の産学連携研究として実施された観察研究「同種移植後のFLT3変異陽性AMLに対するギルテリチニブ投与の再発抑制効果」の結果から、臍帯血移植(CBT)後のギルテリチニブ維持療法は適切な投与量調整のもとに再発を有意に抑制することを報告した。
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2025年5月の注目論文(Vol. 2)伊豆津宏二(国立がん研究センター中央病院 血液腫瘍科 科長)2025.05.22血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2025年5月分(Vol. 2)は、伊豆津宏二氏が担当します。
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2025年4月分を掲載しました2025.05.22
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JSTCT2025レポート⑥ プレナリーセッション2脳脊髄液中のCD3陽性T細胞に占めるCAR-T細胞割合の増加がICANS診断に有用瀧川健(九州大学大学院 病態修復内科学)2025.05.15九州大学の瀧川健氏らは、Multi-color flow cytometryで検出される脳脊髄液(CSF)中のCD3陽性T細胞に占めるCAR-T細胞割合の増加がICANSの診断に有用で、原因不明の神経症状を有する症例に対する適切な治療介入の指標となりうることを示した。