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血液学の最新論文(2018年12月前半リリース分)すべて見る

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学会レポートCongress Report
鎌状赤血球症の治療の進展を示す結果が相次ぐ 移植やヒドロキシウレアなどの治療効果が明らかに ASH2018 注目テーマ 鎌状赤血球症 今回のASHでは、赤血球系の様々な疾患についての研究結果がクローズアップされ、鎌状赤血球症に関する報告も注目を集めた。アフリカではサブサハラ(サハラ砂漠以南の地域)の4カ国におけるヒドロキシウレアの治療効果についての検討が行なわれ、また、米国ではハプロ移植の有効性と安全性の検討が行なわれ、それらの結果が報告された。鎌状赤血球症の治療の進展を示す結果が相次ぐ 移植やヒドロキシウレアなどの治療効果が明らかに2019.01.10今回のASHでは、赤血球系の様々な疾患についての研究結果がクローズアップされ、鎌状赤血球症に関する報告も注目を集めた。アフリカではサブサハラ(サハラ砂漠以南の地域)の4カ国におけるヒドロキシウレアの治療効果についての検討が行なわれ、また、米国ではハプロ移植の有効性と安全性の検討が行なわれ、それらの結果が報告された。
気鋭の群像Young Japanese Hematologist
移植ソースの拡大、GVHD予防法の進歩に応じてHLA適合度と移植成績の関連を多面的に解析(前編) 移植ソースの拡大、GVHD予防法の進歩に応じてHLA適合度と移植成績の関連を多面的に解析(前編)諫田淳也(京都大学大学院 医学研究科 血液・腫瘍内科学)2019.01.10HLA不適合の造血幹細胞移植では、重症GVHD発症や移植関連死亡リスクが上昇するが、移植ソースの拡大や新たなGVHD予防法の開発によって、HLA不適合の意義も複雑化している。京都大学大学院血液・腫瘍内科学の諫田淳也氏は、造血幹細胞移植におけるHLA不適合や、移植ソース、GVHD予防法の違いによる移植成績への影響などを多面的に解析してきた。そして、移植技術の進歩につれて変わるHLA不適合の意義について国際的なレベルでの解析も進めている。
この論文に注目!Focus on
2019年1月の注目論文(Vol. 1) 2019年1月の注目論文(Vol. 1)伊豆津宏二(国立がん研究センター中央病院 血液腫瘍科 科長)2019.01.10血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2019年1月分(Vol. 1)は、伊豆津宏二氏が担当します。
最新の血液疾患解説Comments on Hematology
小児科での骨髄非破壊的移植(RIST)とHLA半合致移植の意義 特集造血幹細胞移植をめぐる最近の話題移植後の患者の生活をいかに改善させるか(4)わが国の造血幹細胞移植数は、自家と同種を合わせ年間約5,500件。造血幹細胞ソースで臍帯血が大きく増え、2010年頃よりHLA半合致移植(ハプロ移植)も著しく増加してきた。移植医療の進歩に伴い、移植後の生存率は年々向上している一方で、移植後の晩期合併症対策やQOLの維持など、新たな課題もうまれている。ここでは、移植後シクロホスファミドを用いたHLA半合致移植の可能性、慢性GVHDの最新の病態研究と治療法、移植患者の長期フォローアップの重要性と課題、小児科での骨髄非破壊的移植とHLA半合致移植の意義について、各分野の専門家に解説していただいた。(責任編集 前田嘉信)小児科での骨髄非破壊的移植(RIST)とHLA半合致移植の意義井上雅美(大阪母子医療センター 血液・腫瘍科)2018.12.20小児の造血幹細胞移植は、成人の造血幹細胞移植とともに発展し、移植成績の向上に伴い移植関連晩期合併症が大きな課題として浮上してきた。なかでも、成長や二次性徴に影響を及ぼす内分泌障害は子どもにとって深刻な問題であり、それらを軽減・回避できる造血幹細胞移植の開発および長期フォローアップによる子どもや家族へのサポートが非常に重要となっている。ここでは、小児に対する骨髄非破壊的移植(RIST)の可能性と家族をドナーとするHLA半合致移植(ハプロ移植)の現状について解説する。
この論文に注目!Focus on
2018年12月の注目論文 2018年12月の注目論文木崎昌弘(埼玉医科大学総合医療センター 血液内科 教授)2018.12.20血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2018年12月分は、木崎昌弘氏が担当します。
学会レポートCongress Report
6人の専門医がASHの最新トピックスを紹介 ASH2018スペシャルレポート6人の専門医がASHの最新トピックスを紹介第60回米国血液学会年次総会(ASH2018)2018.12.132018年12月1〜4日に米国・カリフォルニア州サンディエゴで開催された第60回米国血液学会年次総会(ASH2018)。昨年を大きく上回る約30,000人が参加し、各会場では最新の研究報告が発表され、多くの質疑応答と白熱した討論が繰り広げられました。日本からの参加者は965人で米国、ドイツ、イギリス、フランス、カナダにつづく多さでした。ここでは、ASH2018に参加した「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、現地から最新のトピックスを報告します。
最新の血液疾患解説Comments on Hematology
移植後の長期フォローアップの重要性と課題 LTFUを効率的に運用するための“3つの肝” 特集造血幹細胞移植をめぐる最近の話題移植後の患者の生活をいかに改善させるか(3)わが国の造血幹細胞移植数は、自家と同種を合わせ年間約5,500件。造血幹細胞ソースで臍帯血が大きく増え、2010年頃よりHLA半合致移植(ハプロ移植)も著しく増加してきた。移植医療の進歩に伴い、移植後の生存率は年々向上している一方で、移植後の晩期合併症対策やQOLの維持など、新たな課題もうまれている。ここでは、移植後シクロホスファミドを用いたHLA半合致移植の可能性、慢性GVHDの最新の病態研究と治療法、移植患者の長期フォローアップの重要性と課題、小児科での骨髄非破壊的移植とHLA半合致移植の意義について、各分野の専門家に解説していただいた。(責任編集 前田嘉信)移植後の長期フォローアップの重要性と課題 LTFUを効率的に運用するための“3つの肝”黒澤彩子(国立がん研究センター中央病院 造血幹細胞移植科)2018.12.13近年、造血幹細胞移植後の急性期の予後が改善してきたことを背景に、移植後晩期のケアやQOLの支持が課題となっている。移植後5年無病生存患者の死亡リスクは、一般人口と比較して高く、慢性GVHDのほか、臓器障害や内分泌疾患の罹患率も高い。定期的に移植後の状態を評価し、早期に原病の変化や合併症を把握するため、造血幹細胞移植後長期フォローアップ専門外来(LTFU)を設置する施設が増加しているが、まだ手探り状態の運用といえる。LTFUの役割は、移植後晩期合併症の管理のみならず、身体面、心理面、社会面などの多角的な支持である。本稿では、わが国の移植後長期フォローアップの現状を踏まえ、LTFUの効率的な運用に向けた提言をしたい。
最新の血液疾患解説Comments on Hematology
慢性GVHDの病態生理と新規治療法 特集造血幹細胞移植をめぐる最近の話題移植後の患者の生活をいかに改善させるか(2)わが国の造血幹細胞移植数は、自家と同種を合わせ年間約5,500件。造血幹細胞ソースで臍帯血が大きく増え、2010年頃よりHLA半合致移植(ハプロ移植)も著しく増加してきた。移植医療の進歩に伴い、移植後の生存率は年々向上している一方で、移植後の晩期合併症対策やQOLの維持など、新たな課題もうまれている。ここでは、移植後シクロホスファミドを用いたHLA半合致移植の可能性、慢性GVHDの最新の病態研究と治療法、移植患者の長期フォローアップの重要性と課題、小児科での骨髄非破壊的移植とHLA半合致移植の意義について、各分野の専門家に解説していただいた。(責任編集 前田嘉信)慢性GVHDの病態生理と新規治療法松岡賢市(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 血液・腫瘍・呼吸器内科学)2018.12.06慢性GVHDは、移植後長期生存患者のQOLを阻害し、非再発死亡のリスクを高める最も重要な合併症である。比較的均一な急性GVHDと異なり、自己免疫疾患に類似する多彩な臨床症状を呈する慢性GVHDについては、日常診療で症状への対応に難渋することも少なくない。2017年にNIHワーキンググループから病態生理についてのコンセンサスレポートが示された。現在、病態に基づく治療法の臨床開発が急ピッチで進んでおり、近い将来に治療選択肢の拡充が期待されている。ここでは、慢性GVHDに関する最新の病態研究を整理し、これを標的とする治療法の開発の現状について概説する。
学会レポートCongress Report
血液学のさらなる発展を確認できた80回学術集会 国際化の流れが定着、若手の成長に期待 JSH2018レポート(4) JSH2018振り返り血液学のさらなる発展を確認できた80回学術集会 国際化の流れが定着、若手の成長に期待2018.12.0680回の記念集会となった日本血液学会学術集会(2018年10月12日〜14日)は、過去最多の6,930人が参加し、会場の大阪国際会議場は、最終日まで熱気に包まれた。会長を務めた近畿大学医学部血液・膠原病内科主任教授の松村到氏に、3日間の学術集会を振り返ってもらった。
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移植後シクロホスファミドを用いたHLA半合致移植は第一選択になり得るか 特集造血幹細胞移植をめぐる最近の話題移植後の患者の生活をいかに改善させるか(1)わが国の造血幹細胞移植数は、自家と同種を合わせ年間約5,500件。造血幹細胞ソースで臍帯血が大きく増え、2010年頃よりHLA半合致移植(ハプロ移植)も著しく増加してきた。移植医療の進歩に伴い、移植後の生存率は年々向上している一方で、移植後の晩期合併症対策やQOLの維持など、新たな課題もうまれている。ここでは、移植後シクロホスファミドを用いたHLA半合致移植の可能性、慢性GVHDの最新の病態研究と治療法、移植患者の長期フォローアップの重要性と課題、小児科での骨髄非破壊的移植とHLA半合致移植の意義について、各分野の専門家に解説していただいた。(責任編集 前田嘉信)移植後シクロホスファミドを用いたHLA半合致移植は第一選択になり得るか杉田純一(北海道大学大学院 医学研究院 内科系部門 内科学分野 血液内科学教室)2018.11.29移植後シクロホスファミド(PTCY)を用いたHLA半合致移植は、移植片対宿主病の抑制効果に優れ、安価で簡便な方法であることから、世界中で急速に普及している。わが国では、Japan Study Group for Cell Therapy and Transplantation(JSCT)研究会が全国多施設共同第Ⅱ相試験を実施し、末梢血幹細胞の使用、前処置の強化などの工夫を行なってきた。本稿ではPTCYを用いたHLA半合致移植の現状およびその位置づけについて解説を行ない、PTCYを用いたHLA半合致移植が第一選択となることがありうるのかについて考察を行なう。
最新の血液疾患解説Comments on Hematology
造血幹細胞移植をめぐる最近の話題 移植後の患者の生活をいかに改善させるか 特集造血幹細胞移植をめぐる最近の話題 移植後の患者の生活をいかに改善させるか責任編集:前田嘉信(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 血液・腫瘍・呼吸器内科学 教授)2018.11.29わが国の造血幹細胞移植数は、自家と同種を合わせ年間約5,500件。造血幹細胞ソースで臍帯血が大きく増え、2010年頃よりHLA半合致移植(ハプロ移植)も著しく増加してきた。移植医療の進歩に伴い、移植後の生存率は年々向上している一方で、移植後の晩期合併症対策やQOLの維持など、新たな課題もうまれている。ここでは、移植後シクロホスファミドを用いたHLA半合致移植の可能性、慢性GVHDの最新の病態研究と治療法、移植患者の長期フォローアップの重要性と課題、小児科での骨髄非破壊的移植とHLA半合致移植の意義について、各分野の専門家に解説していただいた。
この論文に注目!Focus on
2018年11月の注目論文(Vol. 2) 2018年11月の注目論文(Vol. 2)宮﨑泰司(長崎大学 原爆後障害医療研究所 所長)2018.11.29血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2018年11月分(Vol. 2)は、宮﨑泰司氏が担当します。
この人に聞くThe Experts
NK細胞と出合い、腫瘍研究の道へ 「血液学はいつまで経っても面白い」(後編) NK細胞と出合い、腫瘍研究の道へ 「血液学はいつまで経っても面白い」(後編)押味和夫(つるい養生邑病院 内科)2018.11.221992年8月に東京女子医大血液内科の教授に就任し、その約2年後の1994年4月に14年間勤めた女子医大を辞して、順天堂大学血液内科の初代教授に赴任しました。
学会レポートCongress Report
アジアにおけるB細胞リンパ腫について 7つの国・地域が臨床試験の結果などを報告 JSH2018レポート(3) Asian Joint Panel Discussion「B-cell malignancy including multiple myelomaアジアにおけるB細胞リンパ腫について 7つの国・地域が臨床試験の結果などを報告2018.11.15JSH2018のAsian Joint Panel Discussionでは、多発性骨髄腫を含むB細胞性腫瘍について、インド、台湾、韓国、中国、シンガポール、タイ、日本の7つのソサエティの代表が、それぞれの国と地域における診療の実態や最近の研究動向を紹介した。
この人に聞くThe Experts
NK細胞と出合い、腫瘍研究の道へ 「血液学はいつまで経っても面白い」(前編) NK細胞と出合い、腫瘍研究の道へ 「血液学はいつまで経っても面白い」(前編)押味和夫(つるい養生邑病院 内科)2018.11.15「この人に聞く」のシリーズ第5回は、順天堂大学血液内科の初代教授を務めた押味和夫氏を紹介する。「いい臨床医になること」を目指して、大学卒業後まもなく米国に渡り、臨床経験を積む中で基礎的研究に興味を持った押味氏が、帰国後に出合ったのがNK細胞だった。その後、NK細胞由来の悪性リンパ腫や白血病の研究がライフワークとなった。北海道・釧路郊外で釣り三昧の生活を送りながら、今なお血液学を学び、診療を続ける押味氏に話をうかがった。