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血液学の最新論文(2022年3月〜4月分) 会員限定コンテンツになりました。会員登録をお願いします すべて見る

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最新の血液疾患解説Comments On Hematology
慢性GVHDの診断・治療の最新知見 重症度の迅速な判定と長期目標に向けた治療継続を特集造血幹細胞移植をめぐる最近の話題 2022(4)同種造血幹細胞移植における移植片対宿主病(graft-versus-host disease:GVHD)は移植の成否を分ける重要な合併症であり、近年、急性GVHDと慢性GVHDでは病態が異なることなども分かってきている。そして、GVHD予防や感染症対策などの進歩によっても、移植成績の向上がもたらされている。ここでは、同種造血幹細胞移植の最近の話題として急性GVHDの病態、GVHD予防における移植後シクロホスファミド、急性GVHDの治療、慢性GVHDの診断と治療、移植後の感染症管理の診断と治療という5つのテーマを取り上げ、それぞれ橋本大吾先生、杉田純一先生、村田誠先生、稲本賢弘先生、森毅彦先生にご解説いただいた。(責任編集 前田嘉信)慢性GVHDの診断・治療の最新知見 重症度の迅速な判定と長期目標に向けた治療継続を稲本賢弘(国立がん研究センター中央病院 造血幹細胞移植科)2022.05.19慢性移植片対宿主病(GVHD)は、同種造血幹細胞移植後の30〜50%の患者に発症し、自己免疫疾患に類似して様々な臓器を侵襲する晩期合併症である。慢性GVHDの診断と重症度評価を標準化するために、2005年にNIH国際基準が策定され、2014年に改定されたことにより慢性GVHDの治療効果判定法が明確になった。一方、慢性GVHDの病態には典型的なT細胞に加えて、制御性T細胞(Treg)、B細胞、マクロファージなどの多くの免疫細胞が関与することが明らかになり、慢性GVHDの病態を標的とした薬剤の開発が進んでいる。ここでは、慢性GVHDの診断と治療をめぐる最新の知見を紹介する。
最新の血液疾患解説Comments On Hematology
急性GVHDの治療の進歩と展望 二次治療の標準治療の確立が急務特集造血幹細胞移植をめぐる最近の話題 2022(3)同種造血幹細胞移植における移植片対宿主病(graft-versus-host disease:GVHD)は移植の成否を分ける重要な合併症であり、近年、急性GVHDと慢性GVHDでは病態が異なることなども分かってきている。そして、GVHD予防や感染症対策などの進歩によっても、移植成績の向上がもたらされている。ここでは、同種造血幹細胞移植の最近の話題として急性GVHDの病態、GVHD予防における移植後シクロホスファミド、急性GVHDの治療、慢性GVHDの診断と治療、移植後の感染症管理の診断と治療という5つのテーマを取り上げ、それぞれ橋本大吾先生、杉田純一先生、村田誠先生、稲本賢弘先生、森毅彦先生にご解説いただいた。(責任編集 前田嘉信)急性GVHDの治療の進歩と展望 二次治療の標準治療の確立が急務村田誠(名古屋大学大学院 医学系研究科 血液・腫瘍内科学)2022.05.12急性移植片対宿主病(GVHD)は、同種造血幹細胞移植の成否を決定する重要な合併症の一つである。ステロイド全身投与による一次治療で軽快しない場合、わが国では抗胸腺グロブリン(ATG)、間葉系幹細胞(MSC)、ミコフェノール酸モフェチル(MMF)の投与が可能で、米国ではJAK阻害薬ルキソリチニブも承認されている。ただし標準二次治療は定まっていない。ここでは、急性GVHDに対して現在行なわれている治療法とその成績、および今後の展望について解説する。
この論文に注目!Focus On
会員限定コンテンツになりました。すべてお読みいただくには会員登録をお願いします。2022年5月の注目論文(Vol. 1)2022年5月の注目論文(Vol. 1)前田嘉信(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 血液・腫瘍・呼吸器内科学 教授)2022.05.12血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2022年5月分(Vol. 1)は、前田嘉信氏が担当します。
学会レポートCongress Report
現段階で得られる知見を整理しつつ、将来を俯瞰したい 造血細胞移植・細胞療法の基礎から臨床上の問題、最新の研究成果まで網羅第44回日本造血・免疫細胞療法学会総会のみどころ現段階で得られる知見を整理しつつ、将来を俯瞰したい 造血細胞移植・細胞療法の基礎から臨床上の問題、最新の研究成果まで網羅2022.04.28第44回日本造血・免疫細胞療法学会総会が、2022年5月12〜14日に、パシフィコ横浜(横浜市)での現地開催、オンラインライブ配信、オンデマンド配信によるハイブリッド型で開催される。学会名が「日本造血・免疫細胞療法学会」と変更されて初の総会となる。新たに学会名に加えられた“免疫細胞療法”について、細胞療法を初めて学ぶ参加者に対する基本の知識から、専門家が日々の臨床で経験する問題点や最新の研究成果まで、幅広くかつ掘り下げた内容となっている。会長を務める高橋聡氏(東京大学医科学研究所臨床精密研究基盤社会連携研究部門、同附属病院 血液・腫瘍内科 特任教授)に、テーマに込めた思いと総会のみどころをうかがった。
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移植後シクロホスファミドによる新たなGVHD予防戦略 次世代の標準的GVHD予防法を目指して特集造血幹細胞移植をめぐる最近の話題 2022(2)同種造血幹細胞移植における移植片対宿主病(graft-versus-host disease:GVHD)は移植の成否を分ける重要な合併症であり、近年、急性GVHDと慢性GVHDでは病態が異なることなども分かってきている。そして、GVHD予防や感染症対策などの進歩によっても、移植成績の向上がもたらされている。ここでは、同種造血幹細胞移植の最近の話題として急性GVHDの病態、GVHD予防における移植後シクロホスファミド、急性GVHDの治療、慢性GVHDの診断と治療、移植後の感染症管理の診断と治療という5つのテーマを取り上げ、それぞれ橋本大吾先生、杉田純一先生、村田誠先生、稲本賢弘先生、森毅彦先生にご解説いただいた。(責任編集 前田嘉信)移植後シクロホスファミドによる新たなGVHD予防戦略 次世代の標準的GVHD予防法を目指して杉田純一(社会医療法人北楡会 札幌北楡病院 血液内科)2022.04.28移植後シクロホスファミド(PTCy)を用いたGVHD予防法は優れたGVHD抑制効果から世界中で急速に普及している。PTCyが実臨床として広く使用されるようになってきたが、まだ多くの課題が残っているのが現状である。ここでは、PTCyを用いたHLA半合致移植(PTCyハプロ)の現状とGVHD予防について考える。
最新の血液疾患解説Comments On Hematology
急性GVHDの病態生理をめぐる最新の知見 免疫寛容だけではなく組織寛容が鍵特集造血幹細胞移植をめぐる最近の話題 2022(1)同種造血幹細胞移植における移植片対宿主病(graft-versus-host disease:GVHD)は移植の成否を分ける重要な合併症であり、近年、急性GVHDと慢性GVHDでは病態が異なることなども分かってきている。そして、GVHD予防や感染症対策などの進歩によっても、移植成績の向上がもたらされている。ここでは、同種造血幹細胞移植の最近の話題として急性GVHDの病態、GVHD予防における移植後シクロホスファミド、急性GVHDの治療、慢性GVHDの診断と治療、移植後の感染症管理の診断と治療という5つのテーマを取り上げ、それぞれ橋本大吾先生、杉田純一先生、村田誠先生、稲本賢弘先生、森毅彦先生にご解説いただいた。(責任編集 前田嘉信)急性GVHDの病態生理をめぐる最新の知見 免疫寛容だけではなく組織寛容が鍵橋本大吾(北海道大学大学院 医学研究院 内科学分野 血液内科学教室)2022.04.21同種造血幹細胞移植における移植片対宿主病(GVHD)は、移植の成否を分ける重要な合併症で、患者の死亡やQOLの低下などを招く。近年、GVHDに関する研究が進み、その病態生理が少しずつ明らかになってきた。急性GVHDでは免疫寛容に加え、組織寛容がキーワードとなっている。ここでは急性GVHDをめぐる最新の知見について解説する。
最新の血液疾患解説Comments On Hematology
造血幹細胞移植をめぐる最近の話題 GVHDの病態と診断・治療、感染症管理特集造血幹細胞移植をめぐる最近の話題 GVHDの病態と診断・治療、感染症管理責任編集:前田嘉信(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 血液・腫瘍・呼吸器内科学 教授)2022.04.21同種造血幹細胞移植における移植片対宿主病(graft-versus-host disease:GVHD)は移植の成否を分ける重要な合併症であり、近年、急性GVHDと慢性GVHDでは病態が異なることなども分かってきている。そして、GVHD予防や感染症対策などの進歩によっても、移植成績の向上がもたらされている。
学会レポートCongress Report
開発続く多発性骨髄腫の新規治療 再発・難治例への抗BCMA療法に注目集まる第19回日本臨床腫瘍学会学術集会 レポート④ 抗BCMA療法開発続く多発性骨髄腫の新規治療 再発・難治例への抗BCMA療法に注目集まる今井陽一(東京大学医科学研究所附属病院 血液腫瘍内科)2022.04.21第19回日本臨床腫瘍学会学術集会のシンポジウム8「Recent advances in target therapy for B-cell malignancies」では、B細胞腫瘍に対する様々な分子標的療法の現状と新規治療開発の状況が報告された。ここでは、再発・難治性多発性骨髄腫(MM)に対するBCMA標的治療薬を中心に、MMの新規治療について期待も含め紹介する。
この論文に注目!Focus On
会員限定コンテンツになりました。すべてお読みいただくには会員登録をお願いします。2022年4月の注目論文(Vol. 2)2022年4月の注目論文(Vol. 2)張替秀郎(東北大学大学院 医学系研究科 血液・免疫病学分野 教授)2022.04.21血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2022年4月分(Vol. 2)は、張替秀郎氏が担当します。
学会レポートCongress Report
CAR-T療法は2次治療、そして1次治療へ 同種細胞を用いたCAR-Tのoff-the-shelf化も第19回日本臨床腫瘍学会学術集会 レポート③ CAR-T療法の進歩CAR-T療法は2次治療、そして1次治療へ 同種細胞を用いたCAR-Tのoff-the-shelf化も千原大(米国・MDアンダーソンがんセンター)2022.04.14第19回日本臨床腫瘍学会学術集会のシンポジウム8「Recent advances in target therapy for B-cell malignancies」では、B細胞腫瘍に対する様々な分子標的療法の現状と新規治療開発の状況が報告された。ここでは、わが国で承認されている3つのCAR-T療法の臨床試験や開発中の新規CAR-T療法・CAR-NK療法について紹介する。
学会レポートCongress Report
BTKは重要な治療標的 非共有結合型など新規BTK阻害薬にも期待第19回日本臨床腫瘍学会学術集会 レポート② BTK阻害薬BTKは重要な治療標的 非共有結合型など新規BTK阻害薬にも期待棟方理(国立がん研究センター中央病院)2022.04.07第19回日本臨床腫瘍学会学術集会のシンポジウム8「Recent advances in target therapy for B-cell malignancies」では、B細胞腫瘍に対する様々な分子標的療法の現状と新規治療開発の状況が報告された。ここでは、B細胞腫瘍に対するブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害薬の有効性と新規治療薬について紹介する。
この論文に注目!Focus On
会員限定コンテンツになりました。すべてお読みいただくには会員登録をお願いします。2022年4月の注目論文(Vol. 1)2022年4月の注目論文(Vol. 1)柴山浩彦(国立病院機構 大阪医療センター 血液内科 科長)2022.04.07血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2022年4月分(Vol. 1)は、柴山浩彦氏が担当します。
学会レポートCongress Report
血液疾患患者はCOVID-19のハイリスク集団 ワクチン2回接種でも抗体価は十分上がらず第19回日本臨床腫瘍学会学術集会 レポート① COVID-19血液疾患患者はCOVID-19のハイリスク集団 ワクチン2回接種でも抗体価は十分上がらず2022.03.31日本癌学会/日本癌治療学会/日本臨床腫瘍学会による合同シンポジウム1「COVID-19流行のがんマネジメントに及ぼす影響」では、6人の演者がそれぞれの立場から、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のがん検診や診療への影響、院内クラスター発生予防の取り組み、ワクチン接種によるがん患者と健常者の抗体価の比較などについて講演した。ここでは、がん患者における抗体価とその変化、血液疾患のマネジメントについて論じた2題を紹介する。
この論文に注目!Focus On
会員限定コンテンツになりました。すべてお読みいただくには会員登録をお願いします。2022年3月の注目論文(Vol. 2)2022年3月の注目論文(Vol. 2)坂田(柳元)麻実子(筑波大学 医学医療系 血液内科 教授)2022.03.31血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2022年3月分(Vol. 2)は、坂田(柳元)麻実子氏が担当します。
この人に聞くThe Experts
遺伝子治療の大きな可能性にいち早く注目 AAVベクター、CAR-T細胞療法など幅広い領域で研究続ける(後編)遺伝子治療の大きな可能性にいち早く注目 AAVベクター、CAR-T細胞療法など幅広い領域で研究続ける(後編)小澤敬也(自治医科大学 名誉教授)2022.03.24もう1つのメインプロジェクトとして私が注目したのは、アデノ随伴ウイルス(AAV)由来のベクターでした。AAVは病原性を持たないため、ウイルス学的には大きな研究対象とはなっていませんでしたが、遺伝子治療用ベクターへの応用を考えると非病原性で安全であることは大きな利点でした。