血液専門医と医療関係者のための情報サイト「ヘマトパセオ」

血液学の最新論文(2019年2月リリース分)すべて見る

新着記事What's New

この人に聞くThe Experts
悪性リンパ腫を軸に39年の診療と研究 「チャンスで最大限の努力」を積み重ねる(後編) 悪性リンパ腫を軸に39年の診療と研究 「チャンスで最大限の努力」を積み重ねる(後編)飛内賢正(介護老人保健施設 リハビリケア船橋 施設長、国立がん研究センター中央病院 客員研究員)2019.03.1494年には、米国のスタンフォード大学とネブラスカ大学に計3カ月の短期留学をする機会を得ました。その留学期間中に、私が日本で行なってきたリンパ腫についての研究成果を、それぞれの大学で1時間程度で、2つのテーマについて講演することを提案し、承諾していただきました。
この人に聞くThe Experts
悪性リンパ腫を軸に39年の診療と研究 「チャンスで最大限の努力」を積み重ねる(前編) 悪性リンパ腫を軸に39年の診療と研究 「チャンスで最大限の努力」を積み重ねる(前編)飛内賢正(介護老人保健施設 リハビリケア船橋 施設長、国立がん研究センター中央病院 客員研究員)2019.03.07「この人に聞く」のシリーズ第6回では、血液内科医として39年間、主に悪性リンパ腫の診療と研究に力を注ぎ続けた、元国立がん研究センター中央病院血液腫瘍科科長の飛内賢正氏にご登場いただきました。病態も治療もよく分からない時代から悪性リンパ腫に取り組み、国立がんセンター病院のレジデントとなり、やがて海外へと活動の場を広げていった飛内氏は「チャンスが来たら逃げずに最大限の努力をした。そうすれば次のチャンスが巡ってくる。これを積み重ねてきた」と話します。
学会レポートCongress Report
「小児」「AYA世代」の移植にも焦点を当てる 第41回日本造血細胞移植学会総会のみどころ「小児」「AYA世代」の移植にも焦点を当てる2019.02.28第41回日本造血細胞移植学会総会が、2018年3月7~9日、大阪市北区の大阪府立国際会議場で開催される。学会総会のテーマは「Moving Forward with a Scientific Mind」。会長を務める井上雅美氏(大阪母子医療センター血液・腫瘍科主任部長)は、「現状に満足することなく、移植医療の進歩を支えてきた科学する心を忘れず、さらに前進していこう、との思いを込めた」と話す。9年ぶりに小児科医が会長となった学会総会の注目の企画を紹介する。
学会レポートCongress Report
ダウン症に伴う急性巨核芽球性白血病は遺伝子異常とエピゲノムの変化で発症 第60回日本小児血液・がん学会学術集会レポート② 特別講演ダウン症に伴う急性巨核芽球性白血病は遺伝子異常とエピゲノムの変化で発症2019.02.21第60回日本小児血液・がん学会学術集会の特別講演で、弘前大学大学院医学研究科小児科学教授の伊藤悦朗氏が「ダウン症に伴う急性巨核芽球性白血病の多段階発症の分子機構」と題し、ダウン症の乳幼児が発症しやすい急性巨核芽球性白血病の原因について、その遺伝子異常とエピゲノムの変化が段階的に獲得されていくことで、白血病を発症するというメカニズムを解説した。
この論文に注目!Focus on
2019年2月の注目論文(Vol. 2) 2019年2月の注目論文(Vol. 2)張替秀郎(東北大学大学院 医学系研究科 血液・免疫病学分野 教授)2019.02.21血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2019年2月分(Vol. 2)は、張替秀郎氏が担当します。
Hematopaseoからのお知らせInformation
Hematopaseo アンケートご協力のおねがい Hematopaseo アンケートご協力のおねがい2019.02.21Hematopaseoは、サイトオープンから1年余りが経ちました。そこで、サイトをご覧いただいているみなさまのご意見やご感想をおうかがいするためのアンケートを実施いたします。今後、さらに充実した情報をお届けするために、ぜひご協力いただけませんでしょうか。
学会レポートCongress Report
PD-L1遺伝子異常によりがん細胞が免疫回避 HTLV-1やEBVの感染がその機序に関与 第60回日本小児血液・がん学会学術集会レポート① 特別講演PD-L1遺伝子異常によりがん細胞が免疫回避 HTLV-1やEBVの感染がその機序に関与2019.02.14第60回日本小児血液・がん学会学術集会の特別講演で、京都大学大学院医学研究科腫瘍生物学講座教授の小川誠司氏が「PD-L1 3’UTRの異常を介したがんの免疫回避のメカニズムについて」と題し、がん細胞が免疫を回避する新たな機序について解説した。免疫チェックポイント阻害薬が効果を示す機序が明らかになるとともに、EBウイルスなどの感染が関与していることも分かり、これらからPD-L1の発現上昇を抑制できる可能性を示唆した。
学会レポートCongress Report
イブルチニブとリツキシマブの併用で未治療若年CLLのPFSとOSを延長 ASH2018 注目テーマ Late-Breaking Abstracts Session #4イブルチニブとリツキシマブの併用で未治療若年CLLのPFSとOSを延長Tait D. Shanafelt(Stanford University, Stanford, CA)2019.02.0770歳以下で治療歴のない慢性リンパ性白血病(CLL)患者に対するイブルチニブとリツキシマブの併用療法は、現在、標準治療とされるフルダラビン+シクロホスファミド+リツキシマブ(FCR療法)に比べて、疾患増悪のリスクを低下し、全生存期間を延長するとの試験結果が、ASH2018のLate-Breaking Abstracts Sessionで発表された。
学会レポートCongress Report
移植非適応の高齢初発MM患者に対しダラツムマブ+Rd療法がPFSを延長 ASH2018 注目テーマ Late-Breaking Abstracts Session #2移植非適応の高齢初発MM患者に対しダラツムマブ+Rd療法がPFSを延長Thierry Facon(Service des Maladies du Sang, Hôpital Claude Huriez, Lille, France)2019.02.07新たに多発性骨髄腫(MM)と診断され、移植非適応の患者に対して、レナリドミドとデキサメタゾン併用療法(Rd療法)にダラツムマブを加えたD-Rd療法が、Rd療法よりも無増悪生存期間(PFS)を有意に延長するとの臨床試験の結果が示された。
施設訪問Visit
新築移転を機に“移植のメッカ”の実力発揮 多職種との連携で良質の医療を提供(後編) 新築移転を機に“移植のメッカ”の実力発揮 多職種との連携で良質の医療を提供(後編)大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター(大阪市中央区)2019.02.07同センター血液内科の特徴の一つが、臨床心理士が移植患者に全例介入すること。緩和ケアセンターの臨床心理士、今留あかね氏は「移植患者に臨床心理士が全例介入している病院は全国でも少ない」と話す。成人病センター時代は、移植後に体調や精神状態が悪くなってから患者との接触を始めていたが、「それでは信頼関係を築くのが難しい」ことから、治療開始前に患者のアセスメントを開始し予防的に関わることにしたという。
この論文に注目!Focus on
2019年2月の注目論文(Vol. 1) 2019年2月の注目論文(Vol. 1)柴山浩彦(大阪大学大学院 医学系研究科 血液・腫瘍内科学 准教授)2019.02.07血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2019年2月分(Vol. 1)は、柴山浩彦氏が担当します。
Hematopaseoからのお知らせInformation
「Hematopaseo」第3号(無料)のお届けについて 「Hematopaseo」第3号(無料)のお届けについて2019.01.31このたび「Hematopaseo」第3号を発行いたしました。医師、薬剤師、看護師、医学生・医療系学生、および一般企業を除く医療関連機関にご所属の会員の方で、情報誌の発送をご希望のみなさまに「Hematopaseo」第3号を発送いたします。
学会レポートCongress Report
未治療高齢者CLLに対するイブルチニブ投与は従来のリツキシマブ併用化学療法よりPFSを延長 ASH2018 注目テーマ Plenary Session #6未治療高齢者CLLに対するイブルチニブ投与は従来のリツキシマブ併用化学療法よりPFSを延長Jennifer A. Woyach(The Ohio State University Comprehensive Cancer Center, The Ohio State University, Columbus, OH)2019.01.31未治療の慢性リンパ性白血病(CLL)に対しては、フルダラビン、ベンダムスチンなどの化学療法にリツキシマブなどの分子標的薬を併用した治療が行われてきた。一方、わが国ではBTK阻害薬のイブルチニブの保険適用の範囲が、2018年7月に、それまでの再発・難治性CLLから未治療CLLに拡大され、未治療CLLに対する最適な治療は何かが関心を集めている。
学会レポートCongress Report
Luspaterceptによって、低リスクMDSの赤血球輸血依存の回避が高い割合で達成 ASH2018 注目テーマ Plenary Session #1Luspaterceptによって、低リスクMDSの赤血球輸血依存の回避が高い割合で達成Alan F. List(Moffitt Cancer Center, Tampa, FL)2019.01.31ASH2018のPlenary Sessionの中で、特に注目を集めた演題の一つは、Luspaterceptによる低リスク骨髄異形成症候群(MDS)の輸血非依存の可能性を検討したMEDALIST試験の結果であった。
施設訪問Visit
新築移転を機に“移植のメッカ”の実力発揮 多職種との連携で良質の医療を提供(前編) 新築移転を機に“移植のメッカ”の実力発揮 多職種との連携で良質の医療を提供(前編)大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター(大阪市中央区)2019.01.312017年に大阪府立成人病センターが、大阪・森之宮から大手前に新築移転し、名称が大阪国際がんセンターに変更された。血液内科の無菌病床は33床に増床となり、成人病センター時代に一時は伸び悩んだ造血幹細胞移植の件数も、移転後は増加に転じた。移植のパイオニアとしての矜持を保ちつつ、さらなる移植の発展を目指す血液内科の取り組みを紹介する。