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血液学の最新論文(2022年7月後半〜9月前半分) 会員限定コンテンツになりました。会員登録をお願いします すべて見る

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DDX41遺伝子の胚細胞変異は晩期発症骨髄系腫瘍の最大リスク因子EHA2022 Virtualレポート⑨ EHA-JSH Joint SymposiumDDX41遺伝子の胚細胞変異は晩期発症骨髄系腫瘍の最大リスク因子小川誠司(京都大学大学院 医学研究科・腫瘍生物学講座)2022.09.29白血病の遺伝的素因、特に成人における遺伝性素因に関してはその頻度や責任遺伝子に不明な点が多かったが、近年のゲノム解析技術、特にゲノムシーケンス技術の革新によりその知見に関して大きな進展が認められている。そして、白血病においても他の多くの固形腫瘍と同様に、遺伝的背景が大きく関与していることが明らかにされつつある。今回の EHA-JSH Joint Symposiumでは、京都大学大学院医学研究科・腫瘍生物学講座 小川誠司氏が「Germline DDX41 mutation in myeloid neoplasms」と題し、大規模なコホート研究から明らかになった内容について講演した。
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DA-EPOCH-R療法は高リスクバーキットリンパ腫の推奨レジメンとなり得る(HOVON/SAKK試験一次結果)EHA2022 Virtualレポート⑧ Late-breaking SessionEHA2022のLate-breaking Sessionの中から、今年の注目トピックスをお届けします。DA-EPOCH-R療法は高リスクバーキットリンパ腫の推奨レジメンとなり得る(HOVON/SAKK試験一次結果)Martine Chamuleau(Hematology, Cancer Center Amsterdam, Amsterdam UMC, location VU, Amsterdam, Netherlands)2022.09.22オランダ・アムステルダムがんセンター血液学のMartine Chamuleau氏らは、R-CODOX-M/R-IVAC療法とDA-EPOCH-R療法を比較した多施設無作為化HOVON/SAKK試験を行ない、その一次結果を報告した。
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初発多発性骨髄腫においてレナリドミド+ボルテゾミブ+デキサメタゾン(RVd)+自家造血幹細胞移植(ASCT)群のPFS延長を認める(DETERMINATION試験)EHA2022 Virtualレポート⑦ Late-breaking SessionEHA2022のLate-breaking Sessionの中から、今年の注目トピックスをお届けします。初発多発性骨髄腫においてレナリドミド+ボルテゾミブ+デキサメタゾン(RVd)+自家造血幹細胞移植(ASCT)群のPFS延長を認める(DETERMINATION試験)Paul G. Richardson(Harvard Medical School, Jerome Lipper Multiple Myeloma Center, Dana-Farber Cancer Institute, Boston, M, USA)2022.09.22新たに診断された(初発)多発性骨髄腫(NDMM)患者において、導入療法として用いたレナリドミド+ボルテゾミブ+デキサメタゾン(RVd)単独群に比べて、RVdに自家造血幹細胞移植(ASCT)を併用した治療群が無増悪生存期間(PFS)において有意に優れていたことが米国で行なわれた第Ⅲ相試験DETERMINATIONで報告された。
この論文に注目!Focus On
会員限定コンテンツになりました。すべてお読みいただくには会員登録をお願いします。2022年9月の注目論文(Vol. 2)2022年9月の注目論文(Vol. 2)木崎昌弘(埼玉医科大学総合医療センター 血液内科 教授)2022.09.22血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2022年9月分(Vol. 2)は、木崎昌弘氏が担当します。
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ベネトクラクスとオビヌツズマブ併用で未治療CLLのPFSが有意に改善EHA2022 Virtualレポート⑥ Late-breaking SessionEHA2022のLate-breaking Sessionの中から、今年の注目トピックスをお届けします。ベネトクラクスとオビヌツズマブ併用で未治療CLLのPFSが有意に改善Barbara Eichhorst(University of Cologne, Cologne, Germany)2022.09.15未治療の慢性リンパ性白血病(CLL)に対する一次治療として、従来の化学免疫療法(CIT)に比べ、ベネトクラクス+オビヌツズマブ±イブルチニブによる治療が無増悪生存期間(PFS)を有意に延長することが示された。
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イブルチニブと免疫化学療法の併用で高齢の未治療MCLのPFSが2.3年延長EHA2022 Virtualレポート⑤ 一般口演EHA2022の発表演題の中から、今年の注目トピックスとして公表された口演のレポートをお届けします。イブルチニブと免疫化学療法の併用で高齢の未治療MCLのPFSが2.3年延長Michael L. Wang(The University of Texas MD Anderson Cancer Center, United States of America)2022.09.1565歳以上の新規診断マントル細胞リンパ腫(MCL)患者に対し、標準的な免疫化学療法であるベンダムスチン+リツキシマブ(BR)療法とリツキシマブ維持療法に、ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害薬のイブルチニブを併用することにより、無増悪生存期間(PFS)中央値が2.3年延長することが明らかになった。
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高齢の新規AML患者へのデシタビン長期投与 化学療法とOSは変わらず有害事象発生は少ないEHA2022 Virtualレポート④ 一般口演EHA2022の発表演題の中から、今年の注目トピックスとして公表された口演のレポートをお届けします。高齢の新規AML患者へのデシタビン長期投与 化学療法とOSは変わらず有害事象発生は少ないMichael Lübbert(University Medical Center Freiburg, University of Freiburg, Germany)2022.09.08新規に急性骨髄性白血病(AML)と診断された60歳以上の患者に対し、DNAメチル化阻害薬のデシタビンを長期(10日間)投与することで、従来の導入化学療法と同等の全生存期間(OS)を得ることができ、さらにgrade3〜5の有害事象の発生率は減少することが報告された。
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RNA結合タンパク質過剰発現による核小体ストレスの促進とリボソーム機能異常が骨髄不全を引き起こすEHA2022 Virtualレポート③ Presidential SymposiumEHA2022のPresidential Symposiumの発表演題の中から、今年の注目トピックスをお届けします。RNA結合タンパク質過剰発現による核小体ストレスの促進とリボソーム機能異常が骨髄不全を引き起こすPedro Aguilar-Garrido(Hospital Universitario 12 de Octubre(H12O)-CNIO Haematological Malignancies Clinical Research Unit, Spain)2022.09.08スペイン・Hospital Universitario 12 de Octubre のAguilar-Garrido氏らはRBPの造血器腫瘍における役割に着目し、hnRNP Kの過剰発現は核小体ストレスを引き起こし、またリボソーム機能異常によって骨髄不全につながることを明らかにした。
この論文に注目!Focus On
会員限定コンテンツになりました。すべてお読みいただくには会員登録をお願いします。2022年9月の注目論文(Vol. 1)2022年9月の注目論文(Vol. 1)坂田(柳元)麻実子(筑波大学 医学医療系 血液内科 教授)2022.09.08血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2022年9月分(Vol. 1)は、坂田(柳元)麻実子氏が担当します。
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BCMA標的の新規CAR-T療法により再発難治MMの9割でVGPR以上の奏効EHA2022 Virtualレポート② Presidential SymposiumEHA2022のPresidential Symposiumの発表演題の中から、今年の注目トピックスをお届けします。BCMA標的の新規CAR-T療法により再発難治MMの9割でVGPR以上の奏効Carlos Fernandez De Larrea(Hospital Clínic de Barcelona, IDIBAPS, Spain)2022.09.01再発・難治性の多発性骨髄腫(MM)に対し、B細胞成熟抗原(BCMA)を標的とする新しいCAR-T細胞療法(ARI0002h)の有効性と安全性が確認された。
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FLT3-ITD変異陽性AML患者に対しキザルチニブ併用化学療法がOSを延長EHA2022 Virtualレポート① Presidential SymposiumEHA2022のPresidential Symposiumの発表演題の中から、今年の注目トピックスをお届けします。FLT3-ITD変異陽性AML患者に対しキザルチニブ併用化学療法がOSを延長Harry Erba(Duke Cancer Institute, Durham, United States of America)2022.09.01新規に診断されたFLT3-ITD変異陽性の急性骨髄性白血病(AML)患者に対する1次治療として、標準的化学療法に経口FLT3阻害薬のキザルチニブを併用した治療は、化学療法のみに比べ、全生存期間(OS)を大幅に延長することが明らかになった。
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免疫細胞療法の登場により変化するリンパ腫治療 FL、MCL、DLBCL、NK/Tの最新治療情報が集結第62回日本リンパ網内系学会総会レポート② シンポジウム2「悪性リンパ腫における最適治療を考える−新規治療薬、免疫療法、移植療法のポジショニング−」免疫細胞療法の登場により変化するリンパ腫治療 FL、MCL、DLBCL、NK/Tの最新治療情報が集結2022.08.25悪性リンパ腫の治療は、新規治療薬、CAR-T療法などの免疫細胞療法、造血細胞移植が3本柱になりつつある。シンポジウム2「悪性リンパ腫における最適治療を考える−新規治療薬、免疫療法、移植療法のポジショニング−」では、濾胞性リンパ腫、マントル細胞リンパ腫、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、NK/T細胞リンパ腫それぞれの専門家が、最適治療のためにどの治療法を選択し組み立てるかについて解説した。
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会員限定コンテンツになりました。すべてお読みいただくには会員登録をお願いします。2022年8月の注目論文(Vol. 2)2022年8月の注目論文(Vol. 2)宮﨑泰司(長崎大学 原爆後障害医療研究所 所長)2022.08.25血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2022年8月分(Vol. 2)は、宮﨑泰司氏が担当します。
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不均一性を有するリンパ腫の診断には病理とパネル検査の総合所見が必須に第62回日本リンパ網内系学会総会レポート① シンポジウム1「病理診断とゲノム診断の融合—リンパ腫診断のパラダイムシフト―」不均一性を有するリンパ腫の診断には病理とパネル検査の総合所見が必須に2022.08.12シンポジウム1「病理診断とゲノム診断の融合-リンパ腫診断のパラダイムシフト-」では血液内科医と病理医が登壇し、リンパ腫の診断には病理診断だけでなく遺伝子による診断が有用なのか、そして2つの診断法が融合する可能性はあるのかなどについて、それぞれの立場から解説した。ここでは、リンパ腫におけるゲノム異常の総論、遺伝子パネル検査の実臨床での検討と課題、病理診断とゲノム診断の融合の成功例と展望についての演題を紹介する。
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会員限定コンテンツになりました。すべてお読みいただくには会員登録をお願いします。2022年8月の注目論文(Vol. 1)2022年8月の注目論文(Vol. 1)前田嘉信(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 血液・腫瘍・呼吸器内科学 教授)2022.08.12血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2022年8月分(Vol. 1)は、前田嘉信氏が担当します。