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血液学の最新論文(2020年10月分) 会員限定コンテンツになりました。会員登録をお願いします すべて見る

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この人に聞くThe Experts
造血器腫瘍の研究と治療の進歩を先導 東北大学、秋田大学の血液学の礎を築く(前編)造血器腫瘍の研究と治療の進歩を先導 東北大学、秋田大学の血液学の礎を築く(前編)柴田昭(新潟南病院 名誉院長、新潟大学 名誉教授)2020.11.26「この人に聞く」のシリーズ第14回は、新潟大学名誉教授の柴田昭氏にお話をうかがいました。1956年に新潟大学で血液学の道を歩み始め、約半世紀にわたり、わが国の血液学の研究の発展、造血器腫瘍治療の進歩に貢献するとともに、血液内科のなかった東北大学、秋田大学に研究と診療の拠点を築きました。「研究の本当の面白さは、すべてを自分でやってこそ分かるもの。若手医師には、もっと元気を出して血液学に取り組んでほしい」とエールを送ります。
この論文に注目!Focus on
会員限定コンテンツになりました。すべてお読みいただくには会員登録をお願いします。2020年11月の注目論文(Vol. 2)2020年11月の注目論文(Vol. 2)木崎昌弘(埼玉医科大学総合医療センター 血液内科 教授)2020.11.26血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2020年11月分(Vol. 2)は、木崎昌弘氏が担当します。
学会レポートCongress Report
個人のポテンシャルを最大に発揮するため 男性、女性の枠を超え多様な働き方の創出をJSH2020レポート⑤ 「女性医師シンポジウム第82回日本血液学会学術集会(会長:長崎大学原爆後障害医療研究所 原爆・ヒバクシャ医療部門 血液内科学研究分野(原研内科)教授・宮﨑泰司氏)が、2020年10月10日から国立京都国際会館を拠点にWEB開催された。全てのプログラムが11月8日まで約1カ月にわたりオンデマンドで視聴できるという、WEBならではの特長を生かしての学術集会となった。テーマは「血液学―多様性の追求」。オープニングセレモニーでは、宮﨑氏がこのテーマに込めた思いについて「基礎から臨床まで連続していること、多職種が関わる領域であること、若手からベテランまで関わることなど、多種多様な人材や研究テーマが血液学を発展させ、未来を切り拓く」と述べた。個人のポテンシャルを最大に発揮するため 男性、女性の枠を超え多様な働き方の創出を2020.11.192016年の日本血液学会学術集会に始まった「女性医師シンポジウム」は今回で4回目となる。今回、座長を務めた日本造血細胞移植データセンターの熱田由子氏は、「すべての医師にとってキャリア形成はチャレンジングな課題。特に、女性医師はライフイベントや家庭の事情の影響を受けやすく、マイノリティのためロールモデルを見つけにくい。このセッションが、一歩踏み出すための情報や言葉に出合える機会にしてほしい」と語った。シンポジウムの最後に座長の埼玉医科大学総合医療センター血液内科の得平道英氏は、「女性医師は男性医師とは質の違う苦労をしており、環境を整えることでポテンシャルの何倍もの力を発揮してもらえる可能性があり、それがいかに重要かを感じた」と述べた。
学会レポートCongress Report
CAR-T細胞療法やiPS細胞療法における課題を克服すべくユニバーサルな細胞や低コスト化への研究が進むJSH2020レポート④ シンポジウム1「造血器疾患における細胞・遺伝子治療の進歩第82回日本血液学会学術集会(会長:長崎大学原爆後障害医療研究所 原爆・ヒバクシャ医療部門 血液内科学研究分野(原研内科)教授・宮﨑泰司氏)が、2020年10月10日から国立京都国際会館を拠点にWEB開催された。全てのプログラムが11月8日まで約1カ月にわたりオンデマンドで視聴できるという、WEBならではの特長を生かしての学術集会となった。テーマは「血液学―多様性の追求」。オープニングセレモニーでは、宮﨑氏がこのテーマに込めた思いについて「基礎から臨床まで連続していること、多職種が関わる領域であること、若手からベテランまで関わることなど、多種多様な人材や研究テーマが血液学を発展させ、未来を切り拓く」と述べた。CAR-T細胞療法やiPS細胞療法における課題を克服すべくユニバーサルな細胞や低コスト化への研究が進む2020.11.12造血器腫瘍の治療の主役に細胞医薬が登場しており、その代表であるCAR-T細胞療法では既存の低分子薬や抗体薬を超える深い奏効の実現が期待されている。一方で、アロ免疫による長期生着の難しさ、標的抗原の不足、ウイルスベクターの使用など複雑な工程を経ることから高額な治療法にならざるを得ないことやサイトカイン放出症候群などの副作用の制御が課題となっている。シンポジウム1ではこうした課題を克服するための最新の研究成果が講演された。
この論文に注目!Focus on
会員限定コンテンツになりました。すべてお読みいただくには会員登録をお願いします。2020年11月の注目論文(Vol. 1)2020年11月の注目論文(Vol. 1)宮﨑泰司(長崎大学 原爆後障害医療研究所 所長)2020.11.12血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2020年11月分(Vol. 1)は、宮﨑泰司氏が担当します。
学会レポートCongress Report
HTLV-1感染からATLへの発症機序と分子病態、キャリア対応、治療の最新情報を網羅JSH2020レポート③ プレジデンシャルシンポジウム2「HTLV-1/ATLの最前線第82回日本血液学会学術集会(会長:長崎大学原爆後障害医療研究所 原爆・ヒバクシャ医療部門 血液内科学研究分野(原研内科)教授・宮﨑泰司氏)が、2020年10月10日から国立京都国際会館を拠点にWEB開催された。全てのプログラムが11月8日まで約1カ月にわたりオンデマンドで視聴できるという、WEBならではの特長を生かしての学術集会となった。テーマは「血液学―多様性の追求」。オープニングセレモニーでは、宮﨑氏がこのテーマに込めた思いについて「基礎から臨床まで連続していること、多職種が関わる領域であること、若手からベテランまで関わることなど、多種多様な人材や研究テーマが血液学を発展させ、未来を切り拓く」と述べた。HTLV-1感染からATLへの発症機序と分子病態、キャリア対応、治療の最新情報を網羅2020.11.05プレジデンシャルシンポジウム2「HTLV-1/ATLの最前線」では、ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)により引き起こされる成人T細胞白血病/リンパ腫(ATL)について、HTLV-1感染によるATLの発症機序、ATLの分子病態の解明、HTLV-1キャリアへの対応、全国調査に基づくATLの病態と予後、そしてATLの新規治療という、基礎から臨床にわたる5つの最新の研究・解析の結果が報告された。
気鋭の群像Young Japanese Hematologist
TMEM30A遺伝子の多面的な機能を明らかに カナダでのB細胞性リンパ腫の研究が結実(後編)TMEM30A遺伝子の多面的な機能を明らかに カナダでのB細胞性リンパ腫の研究が結実(後編)遠西大輔(岡山大学病院 ゲノム医療総合推進センター 血液・腫瘍内科 准教授)2020.11.05がん研有明病院での2年余りの研修を終え、2007年6月に岡山大学の血液・腫瘍内科に戻り、病棟医員として2年間、移植医療に取り組みました。血液内科では、2004年に米国留学から戻られた前田嘉信先生を中心に造血幹細胞移植が積極的に行なわれるようになっていました。
学会レポートCongress Report
6名の演者がハイレベルな研究成果を報告 現地からLIVE配信されるJSH2020レポート② 「プレナリーセッション第82回日本血液学会学術集会(会長:長崎大学原爆後障害医療研究所 原爆・ヒバクシャ医療部門 血液内科学研究分野(原研内科)教授・宮﨑泰司氏)が、2020年10月10日から国立京都国際会館を拠点にWEB開催された。全てのプログラムが11月8日まで約1カ月にわたりオンデマンドで視聴できるという、WEBならではの特長を生かしての学術集会となった。テーマは「血液学―多様性の追求」。オープニングセレモニーでは、宮﨑氏がこのテーマに込めた思いについて「基礎から臨床まで連続していること、多職種が関わる領域であること、若手からベテランまで関わることなど、多種多様な人材や研究テーマが血液学を発展させ、未来を切り拓く」と述べた。6名の演者がハイレベルな研究成果を報告 現地からLIVE配信される2020.10.29第82回日本血液学会学術集会プレナリーセッションは10月11日(日)に、国立京都国際会館からLIVE配信された。座長を務めた近畿大学の松村到氏は「1,000題以上の応募演題の中から優秀な研究として選ばれた6演題で、大変レベルの高い研究成果である」と述べて、6名の演者に改めて祝意を示した。テーマとしては、シングルセルゲノミクスやマルチオミクスなどの手法を用いて、幹細胞の加齢や遺伝子変異のメカニズムに迫った研究やHTLV-1に感染した細胞の挙動や微小環境との関係に迫る研究、また、骨髄増殖性腫瘍の治療を目的とした新規の抗体や自家iPS細胞由来血小板の臨床研究の結果など、基礎だけでなく臨床に直結する成果も報告され、フロアからは多くの質問や意見が出た。最後に、座長を務めた北海道大学の豊嶋崇徳氏は「来年のJSHでもこのような素晴らしい研究成果が発表され、学会場でみなさんと会えることを期待している」と締めくくった。
気鋭の群像Young Japanese Hematologist
TMEM30A遺伝子の多面的な機能を明らかに カナダでのB細胞性リンパ腫の研究が結実(前編)TMEM30A遺伝子の多面的な機能を明らかに カナダでのB細胞性リンパ腫の研究が結実(前編)遠西大輔(岡山大学病院 ゲノム医療総合推進センター 血液・腫瘍内科 准教授)2020.10.292019年11月に岡山大学病院の血液・腫瘍・呼吸器内科学から、同大病院ゲノム医療総合推進センターに異動した遠西大輔氏。これまで、カナダにおけるB細胞性リンパ腫に関わる遺伝子解析を報告してきたが、その最終データとなる論文が2020年4月に『Nature Medicine』に掲載された。これまでの研究に一区切りをつけ、急速に進むがんゲノム医療の臨床実装に取り組みながら、ライフワークである悪性リンパ腫の研究とのコラボレーションの実現に意欲を燃やしている。
学会レポートCongress Report
第82回日本血液学会学術集会が初のWEB開催 血液学の多様性がプログラムの随所に反映JSH2020レポート① オープニングセレモニー・会長講演第82回日本血液学会学術集会(会長:長崎大学原爆後障害医療研究所 原爆・ヒバクシャ医療部門 血液内科学研究分野(原研内科)教授・宮﨑泰司氏)が、2020年10月10日から国立京都国際会館を拠点にWEB開催された。全てのプログラムが11月8日まで約1カ月にわたりオンデマンドで視聴できるという、WEBならではの特長を生かしての学術集会となった。テーマは「血液学―多様性の追求」。オープニングセレモニーでは、宮﨑氏がこのテーマに込めた思いについて「基礎から臨床まで連続していること、多職種が関わる領域であること、若手からベテランまで関わることなど、多種多様な人材や研究テーマが血液学を発展させ、未来を切り拓く」と述べた。第82回日本血液学会学術集会が初のWEB開催 血液学の多様性がプログラムの随所に反映2020.10.22第82回日本血液学会学術集会(会長:長崎大学原爆後障害医療研究所 原爆・ヒバクシャ医療部門 血液内科学研究分野(原研内科)教授・宮﨑泰司氏)が、2020年10月10日から国立京都国際会館を拠点にWEB開催された。全てのプログラムが11月8日まで約1カ月にわたりオンデマンドで視聴できるという、WEBならではの特長を生かしての学術集会となった。テーマは「血液学―多様性の追求」。オープニングセレモニーでは、宮﨑氏がこのテーマに込めた思いについて「基礎から臨床まで連続していること、多職種が関わる領域であること、若手からベテランまで関わることなど、多種多様な人材や研究テーマが血液学を発展させ、未来を切り拓く」と述べた。
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学会レポートCongress Report
リンパ腫の診断・治療における最新の報告 リキッドバイオプシーや開発中の新規薬剤など第60回日本リンパ網内系学会総会 レポート③
ワークショップ「
リンパ腫の診断・治療の最前線
第60回日本リンパ網内系学会総会(会長:藤田医科大学・岡本昌隆氏)と第23回日本血液病理研究会(会長:愛知県がんセンター・加藤省一氏)が、2020年8月20〜21日にWEB開催された。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、初の完全WEB開催となった。会長の岡本昌隆氏は開会の挨拶で、WEB開催によって学会主導の基本プログラムを軸とした縮小開催になることをお詫びした上で、「独創一理」という総会の理念には「一人ひとりの創造力が、新しい時代を切り拓く力となり得る」という思いを込めたと説明した。
「Hematopaseo」では、総会のサブテーマである「ゲノム医療時代への展望」を巡る3つのセッションについて報告する。
リンパ腫の診断・治療における最新の報告 リキッドバイオプシーや開発中の新規薬剤など2020.10.08ワークショップ「リンパ腫の診断・治療の最前線」のテーマはリンパ腫を対象としたリキッドバイオプシー、クリティカルパス、放射線療法、小児/AYA世代、分子標的薬(低分子薬)の5つ。末梢血中を流れる腫瘍由来DNAを検出するリキッドバイオプシーは既存の組織生検を上回る感度があること、クリティカルパスではG-CSFの投与を連携病院が行なう島根県の取り組みが紹介され、治療薬では新薬開発が活発化しているブルトン型チロシンキナーゼ阻害剤を中心に、キナーゼ阻害剤、エピジェネティクス阻害剤、BCL-2阻害剤や免疫調節剤の最新動向が紹介された。このほか、小児/AYA世代リンパ腫診療の課題、より精密な局所照射が可能になった放射線療法の進歩なども講演された。
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学会レポートCongress Report
第82回日本血液学会学術集会のみどころ第82回日本血液学会学術集会のみどころ学術の多様性を増し、多彩な人材を育成して血液学を未来につなげる2020.10.01第82回日本血液学会学術集会が2020年10月10日より、WEB開催される。すべてのセッションについて、11月8日まで4週間以上にわたり視聴できるというWEB開催ならではの特長を生かした学術集会となる。会長を務める宮﨑泰司氏(長崎大学 原爆後障害医療研究所 原爆・ヒバクシャ医療部門 血液内科学研究分野(原研内科) 教授)に、メインテーマ「血液学―多様性の追求」に込めた思いと、初のWEB開催となる学術集会のみどころをうかがった。
学会レポートCongress Report
AIがゲノム医療で果たす役割とは Watsonの活用と今後の可能性を示す第60回日本リンパ網内系学会総会 レポート②
招請講演1「
血液疾患のAI医療
第60回日本リンパ網内系学会総会(会長:藤田医科大学・岡本昌隆氏)と第23回日本血液病理研究会(会長:愛知県がんセンター・加藤省一氏)が、2020年8月20〜21日にWEB開催された。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、初の完全WEB開催となった。会長の岡本昌隆氏は開会の挨拶で、WEB開催によって学会主導の基本プログラムを軸とした縮小開催になることをお詫びした上で、「独創一理」という総会の理念には「一人ひとりの創造力が、新しい時代を切り拓く力となり得る」という思いを込めたと説明した。
「Hematopaseo」では、総会のサブテーマである「ゲノム医療時代への展望」を巡る3つのセッションについて報告する。
AIがゲノム医療で果たす役割とは Watsonの活用と今後の可能性を示す2020.09.24第60回日本リンパ網内系学会総会の会長招請講演1では、東京大学医科学研究所分子療法分野の東條有伸氏が、「血液疾患のAI医療」と題し、人工知能“Watson”を利用した造血器腫瘍におけるゲノム解析や治療薬候補の選択などの具体例を提示した上で、AIがゲノム医療で果たす役割は、今後ますます大きくなると展望した。