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血液学の最新論文(2019年6月リリース分)すべて見る

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学会レポートCongress Report
特定の腸内細菌が骨髄の造血応答を活性化することをつきとめる EHA2019スペシャルインタビュー② Late-Breaking Oral Session特定の腸内細菌が骨髄の造血応答を活性化することをつきとめる滝澤仁(熊本大学 国際先端医学研究機構 副機構長・特別招聘教授)2019.07.11EHA2019の「Late-Breaking Oral Session」には67演題の応募があり、6演題が採択されました。アジアから唯一採択された熊本大学 国際先端医学研究機構の滝澤仁氏に今回のご発表について動画でコメントをいただきました。
この人に聞くThe Experts
血液内科医と核なき世界を訴える社会活動の二足のわらじ 被爆者白血病の診療と自らの原爆体験が原動力に(前編) 血液内科医と核なき世界を訴える社会活動の二足のわらじ 被爆者白血病の診療と自らの原爆体験が原動力に(前編)朝長万左男(長崎大学 名誉教授、恵みの丘長崎原爆ホーム診療所 所長)2019.07.11「この人に聞く」のシリーズ第8回では、長崎大学名誉教授の朝長万左男氏にお話をうかがいました。2歳のときに長崎原爆に被爆し、医師となってからは、被爆者の白血病などの疾患を追う血液内科医として診療・研究を続けてきました。一方で、核兵器廃絶を訴える世界的な医師の団体である核戦争防止国際医師会議(IPPNW)の日本代表として活動し、核兵器による放射線被曝の後遺症が生涯継続性であることを広く世界に発信しました。「目の前の患者さんにこそ研究すべきテーマがある。その扉を自ら開くと、次に現れた部屋にはいくつもの扉があり、それをまた開く。この繰り返しが大切」と話します。
学会レポートCongress Report
わが国で開発が進む多発性骨髄腫に対する新たなCAR-T療法 ヒトに対する効果や安全性の検証が次のステップ EHA2019スペシャルインタビュー① EHA-JSH Joint Symposiumわが国で開発が進む多発性骨髄腫に対する新たなCAR-T療法 ヒトに対する効果や安全性の検証が次のステップ保仙直毅(大阪大学大学院 医学系研究科 癌幹細胞制御学寄附講座 准教授)2019.07.04EHA2019のEHA-JSH Joint Symposiumで、講演を行なった大阪大学大学院 医学系研究科 癌幹細胞制御学寄附講座の保仙直毅氏に、今回のご講演とご研究の今後の展望について動画でコメントをいただきました。
この論文に注目!Focus on
2019年7月の注目論文(Vol. 1) 2019年7月の注目論文(Vol. 1)張替秀郎(東北大学大学院 医学系研究科 血液・免疫病学分野 教授)2019.07.04血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2019年7月分(Vol. 1)は、張替秀郎氏が担当します。
学会レポートCongress Report
1万2600人以上が参加、過去最大規模に わが国の基礎・臨床の研究に注目集まる EHA2019スペシャルレポート1万2600人以上が参加、過去最大規模に わが国の基礎・臨床の研究に注目集まる第24回欧州血液学会(EHA2019)2019.06.272019年6月13〜16日、オランダ・アムステルダムで第24回欧州血液学会(EHA2019)が開催されました。欧州41カ国を含め世界123カ国から、昨年より1000人以上多い約1万2600人が参加、過去最大の大会となりました。日本からの参加者は256人で、欧州圏外では米国、中国に続く3番目でした。「Hematopaseo」では、EHA2019のトレンドをアドバイザリーボードメンバーに解説いただくとともに、臨床、基礎それぞれで口演を行なった演者のインタビューを紹介します。また、新規治療薬を中心に注目を集めた演題について報告していきます。
学会レポートCongress Report
合併症を有する多発性骨髄腫の治療選択 ~アミロイドーシス、骨病変への対応~ 骨髄腫学会2019レポート③ シンポジウム2「合併症の病態に基づく骨髄腫の最適な治療選択合併症を有する多発性骨髄腫の治療選択 ~アミロイドーシス、骨病変への対応~2019.06.20シンポジウム2では、「合併症の病態に基づく骨髄腫の最適な治療選択」をテーマに腎障害、アミロイドーシス、骨病変を合併した骨髄腫の病態と現在の治療について講演があった。ここでは、JCHO京都鞍馬口医療センター血液内科の淵田真一氏の「アミロイドーシス合併骨髄腫患者の治療」と徳島大学 血液・内分泌代謝内科学分野の安倍正博氏の「骨髄腫骨病変治療の進歩と展望」を紹介する。
この論文に注目!Focus on
2019年6月の注目論文 2019年6月の注目論文柴山浩彦(大阪大学大学院 医学系研究科 血液・腫瘍内科学 准教授)2019.06.20血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2019年6月分は、柴山浩彦氏が担当します。
学会レポートCongress Report
Pros:レナリドミドによるPFS延長は確立されている Cons:細胞遺伝学、MRD、免疫能を考慮した対応を(後編:Cons) 骨髄腫学会2019レポート②-2 Pros and Cons「自家移植後の維持療法は必要か?どのような患者が適応で、どのような維持療法が良いのか?Pros:レナリドミドによるPFS延長は確立されている Cons:細胞遺伝学、MRD、免疫能を考慮した対応を(後編:Cons)2019.06.13テーマは「自家移植後の維持療法は必要か?どのような患者が適応で、どのような維持療法が良いのか?」。Prosの原三信病院血液内科の上村智彦氏が「レナリドミドによる維持療法によるPFSの有意な延長は多くの臨床試験で認められており、プロテアソーム阻害薬による維持療法も有効」と主張したのに対し、Consの徳島県立中央病院血液内科の尾崎修治氏は「導入療法が強力になり、維持療法の意義は薄れつつある。患者の細胞遺伝学、MRD+/−、免疫能などを考慮した治療全体の強化が重要」と反論した。ここでは、Consの徳島県立中央病院血液内科の尾崎修治氏の講演を紹介する。
気鋭の群像Young Japanese Hematologist
「町の医者」が手作りの臨床試験を完遂 CD5陽性DLBCLの新しい治療法の開発に道筋(後編) 「町の医者」が手作りの臨床試験を完遂 CD5陽性DLBCLの新しい治療法の開発に道筋(後編)宮﨑香奈(三重大学大学院医学系研究科 血液・腫瘍内科学)2019.06.132008年には、マイクロアレイを用いてγδ T細胞リンパ腫を含む末梢性T細胞リンパ腫における遺伝子発現プロファイリングを行なった結果を、国際悪性リンパ腫会議(ICML)に投稿、口演に採択されました。ルガノには行ったこともありませんし、英語でプレゼンテーションしたこともありません。何度も練習し、山口先生や瀬戸先生に表現や発音を修正してもらいました。
学会レポートCongress Report
Pros:レナリドミドによるPFS延長は確立されている Cons:細胞遺伝学、MRD、免疫能を考慮した対応を(前編:Pros) 骨髄腫学会2019レポート②-1 Pros and Cons「自家移植後の維持療法は必要か?どのような患者が適応で、どのような維持療法が良いのか?Pros:レナリドミドによるPFS延長は確立されている Cons:細胞遺伝学、MRD、免疫能を考慮した対応を(前編:Pros)2019.06.06日本骨髄腫学会で初の試み、Pros and Consのセッションが、会長の飯田真介氏の肝煎りで行なわれた。テーマは「自家移植後の維持療法は必要か?どのような患者が適応で、どのような維持療法が良いのか?」。Prosの原三信病院血液内科の上村智彦氏が「レナリドミドによる維持療法によるPFSの有意な延長は多くの臨床試験で認められており、プロテアソーム阻害薬による維持療法も有効」と主張したのに対し、Consの徳島県立中央病院血液内科の尾崎修治氏は「導入療法が強力になり、維持療法の意義は薄れつつある。患者の細胞遺伝学、MRD+/−、免疫能などを考慮した治療全体の強化が重要」と反論した。まずは、Prosの原三信病院血液内科の上村智彦氏の講演を紹介する。
気鋭の群像Young Japanese Hematologist
「町の医者」が手作りの臨床試験を完遂 CD5陽性DLBCLの新しい治療法の開発に道筋(前編) 「町の医者」が手作りの臨床試験を完遂 CD5陽性DLBCLの新しい治療法の開発に道筋(前編)宮﨑香奈(三重大学大学院医学系研究科 血液・腫瘍内科学)2019.06.06びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の中でも予後不良とされるCD5陽性DLBCLの予後改善に向け、10年近くにわたり新規治療法の開発に取り組んできた、三重大学大学院医学系研究科血液・腫瘍内科学の宮﨑香奈氏。dose-adjusted EPOCH-R療法と大量メトトレキサート療法を組み合わせた治療法による前向きの多施設共同第Ⅱ相試験の解析結果を2018年の米国臨床腫瘍学会(ASCO)で報告し、新規治療法の開発への道筋を付けた。
最新の血液疾患解説Comments on Hematology
AMLに対するCAR-T療法開発の現状 非ウイルスベクターを用いコスト引き下げも 特集急性白血病の新規治療分子標的薬が続々登場、CAR-T療法の開発も進む(5)急性骨髄性白血病(AML)の治療の基本骨格は長年変わらなかったが、わが国でもFLT3阻害薬、IDH1/2阻害薬、BCL2阻害薬などが導入されつつあり、いよいよAML治療のパラダイムが変わろうとしている。急性リンパ性白血病(ALL)でも、抗体医薬のブリナツモマブが再発・難治性B細胞性急性リンパ性に対して承認され、新薬の開発が進んでいる。さらにAMLに対するわが国独自のCAR-T療法の開発も進められている。このように、これまでの停滞を一気に解消するかのように多くの薬剤、抗体薬、細胞療法が急性白血病に投入されている。ここでは、AML、ALL、CAR-T療法の各分野の専門家に、急性白血病治療の最前線について解説してもらった。(責任編集 宮﨑泰司)AMLに対するCAR-T療法開発の現状 非ウイルスベクターを用いコスト引き下げも中沢洋三(信州大学医学部小児医学教室)2019.05.30CD19特異的キメラ抗原受容体(CAR)を用いた遺伝子改変T細胞療法(CAR-T療法)が、わが国でも保険適用となり、治療に難渋していた血液疾患の治療成績の向上が期待される。一方で、コストの高さや安全性の確保など普及に向けての課題も多い。我々は、遺伝子導入に非ウイルスベクターを用いる独自技術でわが国発のCAR-T療法の開発に挑んでいる。CAR-T療法の現状とAML治療への応用の展望を解説する。
学会レポートCongress Report
第44回日本骨髄腫学会が開催 「個性に基づく治療」の実現に向け活発な議論 骨髄腫学会2019レポート① 会長講演「プレシジョンメディシン時代における多発性骨髄腫治療の展望第44回日本骨髄腫学会が開催 「個性に基づく治療」の実現に向け活発な議論2019.05.30第44回日本骨髄腫学会学術集会(会長:名古屋市立大学大学院医学研究科血液・腫瘍内科学教授・飯田真介氏)が、2019年5月11〜12日、愛知県産業労働センター(ウインクあいち)で開催された。15年ぶりの名古屋での開催で、この間にプロテアソーム阻害薬、免疫調節薬など多くの新規薬剤が登場し、骨髄腫の治療は様変わりした。治療選択肢が増え、患者一人ひとりの状態に合わせた治療が可能になる時代を迎えた今、その実現に向けて、様々なプログラムが組まれ、活発な議論が交わされた。
この論文に注目!Focus on
2019年5月の注目論文(Vol. 2) 2019年5月の注目論文(Vol. 2)坂田麻実子(筑波大学 医学医療系 血液内科 准教授)2019.05.30血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2019年5月分(Vol. 2)は、坂田麻実子氏が担当します。
血液学のクロスワードパズルHematoPuzzle
HematoPuzzle #4 史上初!?血液学のクロスワードパズルHematoPuzzle #42019.05.30息ぬきにいかがでしょうか?