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最新の血液疾患解説Comments on Hematology

特集“新薬ラッシュ”で治療戦略は変わるのか多発性骨髄腫をめぐる最新の話題(1)多発性骨髄腫(MM)は、相次ぐ新薬の登場により生存期間が大幅に延長し、この10年で治療が大きく進展した造血器腫瘍である。高齢者が多いMMの患者さんのQOLを損なわず、病勢をうまくコントロールしていくために、“押し寄せる”新薬を治療戦略の中でどう位置づけ、いかにして最大の治療効果を引き出すかについて、第一線の専門医4名に解説していただいた。(責任編集 柴山浩彦)

ダラツムマブの使い方と今後の期待

鈴木憲史(日本赤十字社医療センター 血液内科・骨髄腫アミロイドーシスセンター)

ダラツムマブは、日本で2017年11月に「再発又は難治性の多発性骨髄腫」に対して保険適用となり、今後の多発性骨髄腫治療を変えていく薬剤として期待されている。レブラミド、ボルテゾミブなどいろいろな薬剤との組み合わせで試験が行われており、いずれも高い有効性が示されている。ここでは、ダラツムマブの臨床成績と最新の話題について概説する。