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学会レポートCongress Report

日本骨髄腫学会2018レポート(2) シンポジウム4「更なる新規薬剤時代の多発性骨髄腫の治療戦略

新規治療薬の併用療法で治療成績がさらに向上
遺伝子解析に基づく個別化医療も視野に

Saad Z. Usmani(Levine Cancer Institute)・A. Keith Stewart(Mayo Clinic)・角南一貴(岡山医療センター)・丸山大(国立がん研究センター中央病院)

シンポジウム4では「更なる新規薬剤時代の多発性骨髄腫の治療戦略」をテーマに、「Progress of Immunotherapy Strategies in Multiple Myeloma」「Treatment strategies for multiple myeloma in the era of novel drugs」「移植適応骨髄腫の治療─日本における現状および今後の課題」「移植非適応骨髄腫の治療戦略」の4つの講演が行われた。