ASH2025注目テーマ⑫ 日本からの演題「#3512」
小児AMLの寛解導入療法において
CRh/CRiはCRと同等の生存予後を示す
Comparable efficacy of CR, CRh, and CRi in pediatric acute myeloid leukemia: A report from the Japan Children's Cancer Group (#3512)
加登翔太(東京大学大学院 医学系研究科 小児医学講座 小児科学分野)
2026.04.16
小児急性骨髄性白血病(AML)では、完全な血液学的回復が得られる前に次治療へ進むことも少なくなく、部分的血液学的回復を伴う完全寛解(CRh)や、血液学的回復が不完全な完全寛解(CRi)の状態で寛解後化学療法が開始されることがある。一方、こうした不十分な血液学的回復は、規制当局により治療失敗とみなされる場合がある。東京大学の加登翔太氏らは、小児AMLを対象とした2試験において寛解導入療法後の治療効果を再評価し、CRh/CRiでも完全寛解(CR)と同等の生存成績が得られ、有効な治療効果とみなし得ることを報告した。