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学会レポートCongress Report

日本骨髄腫学会2018レポート(1) シンポジウム2「骨髄腫診断の進歩、MRD、合併症のマネージメント

各種のMRD測定法の比較結果が明らかに
画像診断ではlow-dose全身CTの有用性が示される

髙松博幸(金沢大学)・末永孝生(亀田総合病院)・三木浩和(徳島大学)・三澤園子(千葉大学)

シンポジウム2では「骨髄腫診断の進歩、MRD、合併症のマネージメント」をテーマに「多発性骨髄腫における微小残存病変の臨床的意義:最近の話題」「多発性骨髄腫の画像診断の進歩」「骨髄腫における骨病変の分子病態とマネージメント」「形質細胞増殖性疾患に伴うニューロパチー:診断と治療」の4つの講演が行われた。国際レベルでの最新の話題や開発中の新規薬剤についても紹介され、会場からは臨床を想定した多数の質問が投げかけられた。