血液専門医と医療関係者のための情報サイト「ヘマトパセオ」

学会レポートCongress Report

JSH2021レポート⑧ シンポジウム7「血液内科におけるゲノム医療の現状と課題」

NGS遺伝子パネル検査の実行性と有用性の検証
診断および予後予測において臨床的意義あり

2019年6月に「遺伝子パネル検査」が固形がんに対して保険適用になって以来、適用症例に限りはあるものの次世代シークエンシング(NGS)遺伝子パネル検査を用いたプレシジョン医療の動きが高まっている。本シンポジウムでは、わが国の造血器腫瘍遺伝子パネル検査による診断・予後予測、治療法選択など臨床応用への取り組みが報告された。