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学会レポートCongress Report

EHA2020 Virtualレポート⑫ 一般口演EHA2020の発表演題の中から、今年の注目トピックスとして公表された口演のレポートをお届けします。

PNHに対するペグセタコプランの有効性を確認
エクリズマブに比べヘモグロビン値などを改善 Results of the PEGASUS Phase Ⅲ Randomized Trial Demonstrating Superiority of the C3 Inhibitor, Pegcetacoplan, Compared to Eculizumab in Patients with Paroxysmal Nocturnal Hemoglobinuria

Peter Hillmen(St James's University Hospital, Leeds, United Kingdom)

発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)に対する補体C3阻害薬のペグセタコプランによる治療は、現在の標準治療である補体C5阻害薬のエクリズマブより、ヘモグロビン値を改善するほか、輸血回数を減らせることが明らかになった。これは、英国・St James's University HospitalのPeter Hillmen氏が、ランダム化第Ⅲ相臨床試験PEGASUSの結果として報告したもの(#S192)。