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新築移転を機に“移植のメッカ”の実力発揮
多職種との連携で良質の医療を提供(前編)

大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター(大阪市中央区)

2017年に大阪府立成人病センターが、大阪・森之宮から大手前に新築移転し、名称が大阪国際がんセンターに変更された。血液内科の無菌病床は33床に増床となり、成人病センター時代に一時は伸び悩んだ造血幹細胞移植の件数も、移転後は増加に転じた。移植のパイオニアとしての矜持を保ちつつ、さらなる移植の発展を目指す血液内科の取り組みを紹介する。