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学会レポートCongress Report

骨髄腫学会2022 レポート③ シンポジウム4「骨髄腫類縁疾患」

骨髄腫類縁疾患の病態解明と
最近の治療薬の進歩

M蛋白を産生するモノクローナル形質細胞は存在するが、多発性骨髄腫とは異なる病態を示す骨髄腫類縁疾患は多様な症状を有し、診断に苦慮することが多い。シンポジウム4「骨髄腫類縁疾患」では、昨年サリドマイドが承認されたPOEMS症候群、ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害薬の開発が進むリンパ形質細胞性リンパ腫/原発性マクログロブリン血症、昨年D-CyBorD療法(ダラツムマブ、シクロホスファミド、ボルテゾミブ、デキサメタゾン)が承認されたALアミロイドーシスの病態や治療について3人の演者が解説した。