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学会レポートCongress Report

日本骨髄腫学会2018レポート(3) シンポジウム3「新規分子標的療法と免疫療法、CAR-T細胞療法の新展開

CAR-T細胞療法の国内開発の準備進む
有害事象のマネジメント体制の確立が必須

田村秀人(日本医科大学)・今井陽一(東京大学)・大嶺謙(自治医科大学)・保仙直毅(大阪大学)

シンポジウム3では「新規分子標的療法と免疫療法、CAR-T細胞療法の新展開」をテーマに、「免疫病態からの新規治療戦略:分子標的療法と免疫治療」「骨髄腫治療におけるHDAC阻害による細胞内シグナル阻害と腫瘍免疫賦活」「骨髄腫に対するCAR-T療法:臨床開発の現状と課題」「多発性骨髄腫に対する新規CAR-T細胞療法の開発」の4つの講演が行われた。