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学会レポートCongress Report

第60回日本リンパ網内系学会総会 レポート② 招請講演1「血液疾患のAI医療」第60回日本リンパ網内系学会総会(会長:藤田医科大学・岡本昌隆氏)と第23回日本血液病理研究会(会長:愛知県がんセンター・加藤省一氏)が、2020年8月20〜21日にWEB開催された。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、初の完全WEB開催となった。会長の岡本昌隆氏は開会の挨拶で、WEB開催によって学会主導の基本プログラムを軸とした縮小開催になることをお詫びした上で、「独創一理」という総会の理念には「一人ひとりの創造力が、新しい時代を切り拓く力となり得る」という思いを込めたと説明した。
「Hematopaseo」では、総会のサブテーマである「ゲノム医療時代への展望」を巡る3つのセッションについて報告する。

AIがゲノム医療で果たす役割とは
Watsonの活用と今後の可能性を示す

第60回日本リンパ網内系学会総会の会長招請講演1では、東京大学医科学研究所分子療法分野の東條有伸氏が、「血液疾患のAI医療」と題し、人工知能“Watson”を利用した造血器腫瘍におけるゲノム解析や治療薬候補の選択などの具体例を提示した上で、AIがゲノム医療で果たす役割は、今後ますます大きくなると展望した。