EHA2023レポート⑩ EHA-JSH Joint Symposium
「欧州における疫学」
東アジア vs 欧州におけるリンパ系腫瘍の疫学
-発症と生物学における相違点-
Epidemiology in Europe
Epidemiology of lymphoid malignancies in East Asia vs Europe
-Differences in incidence and biology
2023.09.07
EHA-JSH Joint Symposium「Epidemiology of lymphoid malignancies in East Asia vs Europe-Differences in incidence and biology」で、EHAからの演者であるデンマーク・Aalborg大学病院のTarec Christoffer El-Galaly氏は、濾胞性リンパ腫(FL)を例に挙げ、病因を研究するための疫学の活用、リアルワールドデータ研究に基づく臨床試験の重要性を述べるとともに、民族性の異なる国際共同研究には潜在的なバイアスがあり懐疑的な側面がありつつも、今後の研究の進展に期待を寄せていると話した。