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学会レポートCongress Report

EHA2018レポート②-3 Presidential Symposium EHA2018のPresidential Symposiumでは、Best Abstractsとして選ばれた6演題の発表があった。その中から、特に注目を集めた4演題について紹介する。

未治療の進行期濾胞性リンパ腫に対する、レナリドミド+リツキシマブ併用療法はリツキシマブ+化学療法の有効性と同等 Is RELEVANCE Relevant? Results of the Phase Ⅲ Study of R2 vs R-chemo in First-line Follicular Lymphoma

Frank Morschhauser(Department d' Hematologie, Centre Hospitalier Universitaire Régional de Lille, Unité GRITA, Lille, France)

RELEVANCE試験は、未治療の濾胞性リンパ腫(FL)に対し、従来の標準的治療法であるリツキシマブ+化学療法の併用療法(R-chemo療法)後にリツキシマブ維持療法を行なう群と、化学療法を用いず免疫調整薬のレナリドミド+リツキシマブの併用療法(R2療法)後にリツキシマブ維持療法を行なう群の有効性および安全性を比較検討する大規模多施設共同無作為臨床試験で、日本を含む世界10カ国137施設が参加している。