第60回日本小児血液・がん学会学術集会レポート① 特別講演PD-L1遺伝子異常によりがん細胞が免疫回避 HTLV-1やEBVの感染がその機序に関与2019.02.14次回はこちら 第60回日本小児血液・がん学会学術集会の特別講演で、京都大学大学院医学研究科腫瘍生物学講座教授の小川誠司氏が「PD-L1 3’UTRの異常を介したがんの免疫回避のメカニズムについて」と題し、がん細胞が免疫を回避する新たな機序について解説した。免疫チェックポイント阻害薬が効果を示す機序が明らかになるとともに、EBウイルスなどの感染が関与していることも分かり、これらからPD-L1の発現上昇を抑制できる可能性を示唆した。 この記事は会員限定コンテンツです。この続きはログインしてお読みください。 まだ会員登録(無料)がお済みでない方はこちらからご登録ください。