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学会レポートCongress Report

第20回日本臨床腫瘍学会学術集会 レポート① 会長企画シンポジウム 1「経済毒性の現状と今後」

癌治療医は患者・家族の経済毒性を認識し
軽減策を発信していくことが必要に

高額の治療薬が増え、医療経済の問題が議論されている。その中で、経済的な負担による患者とその家族への悪影響を意味する「経済毒性(financial toxicity)」は、治療薬による身体的な毒性と同等であると考えられるようになってきた。しかし経済毒性という言葉の認知度はまだ低い。会長企画シンポジウム 1「経済毒性の現状と今後」では、医師、医療経済学者、患者団体など異なる立場の演者が登壇し、経済毒性の定義や測定方法、解決策について議論した。