第64回日本リンパ網内系学会総会レポート③ 学術・企画委員会セミナー
治療が難しいDLBCLの4つの病型
2024.10.24
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)は、臨床的、病理学的、分子遺伝学的に多様な病態を示す不均一な疾患群である。遺伝子解析の進歩により、さらに適切な分類や層別化治療の可能性が探られているが、学術・企画委員会セミナーでは、現時点におけるDLBCLの標準的な治療法であるR-CHOP療法またはポラツズマブ ベドチンを用いたPola-R-CHP療法では治療が難しい、あるいは何らかの工夫が必要だと考えられるDLBCLの4つの病型について、専門家や気鋭の研究者が解説した。