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学会レポートCongress Report

JSHCT2018レポート(3)-1 「優れた研究内容を、皆で認め称賛する場を作りたい」という豊嶋崇徳会長の強い思いから、本総会で初めて設けられた「プレナリーセッション」。一般口演の中から特に優れた3演題が選ばれ、気鋭の研究者たちによって発表された。参加者で埋めつくされた会場からは研究を讃える多くの声や研究に関する質問が投げかけられた。

プレナリーセッションPL-1 強度減弱前治療と移植後シクロホスファミドは
HLA半合致末梢血幹細胞移植のGVHD予防効果を高める 強度減弱前治療によるPTCy-HLA半合致末梢血幹細胞移植の有効性と安全性の検討(Haplo14 RIC)

杉田純一(北海道大学病院 血液内科)

HLA半合致末梢血幹細胞移植は、現在、世界的に急速な拡大をみせている。はじめに登壇した北海道大学の杉田純一氏は、わが国のHLA半合致末梢血幹細胞移植の最新の臨床研究結果を発表した。