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学会レポートCongress Report

JSH2023レポート④ Clinical Debate 2「造血幹細胞移植」

新規治療薬が登場する中
Ph陽性ALLにおける同種移植はどう変わるのか

Clinical Debate 2「造血幹細胞移植」では、Ph陽性ALLについて2つのテーマが議論された。1つめは、Ph陽性ALLの初回寛解期において全例に移植を実施すべきか、もしくは移植を回避できる症例が存在するかについて、そしてもう1つは、初回寛解期において全例に移植を実施するという前提で、TKIの維持療法は全例に施行すべきか、そしてTKIはどの薬剤を使用するかについてである。近年の分子標的治療法の進歩を踏まえ、より実臨床に沿った討議が展開された。