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学会レポートCongress Report

EHA2025レポート⑫ 日本からの演題

強力化学療法不適格の若年高齢AMLの初回治療、
VEN+AZA療法が多く、成績も良好 REAL-WORLD TREATMENT PATTERNS AND CLINICAL OUTCOMES IN PATIENTS WITH AML FROM 65 TO 74 YEARS UNFIT FOR FIRST-LINE INTENSIVE CHEMOTHERAPY IN JAPAN (#PS1537)

藤井文彰(北海道大学 大学院医学研究院 内科系部門 内科学分野 血液内科学教室)

強力化学療法が適さない高齢の急性骨髄性白血病(AML)患者の初回治療として、ベネトクラクス+アザシチジン療法が半数以上に使用されていることが、地域前向きコホート研究「北海道白血病ネット」のデータを用いた後方視的解析で明らかになった。