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学会レポートCongress Report

ASH2023注目テーマ⑭ 日本からの演題「#353」

BiTEや共刺激分子、サイトカインを組み込んだ
ナノサイズの膜小胞で免疫療法の限界に挑戦 Novel Cancer Immunotherapy Using Cell-Derived Membrane Vesicles Orchestrates Multimodal Antitumor Immunity (#353)

伊藤雄介(慶應義塾大学 医学部 先端医科学研究所 がん免疫研究部門)

慶應義塾大学医学部先端医科学研究所がん免疫研究部門の伊藤雄介氏らは、複数の免疫調節分子を組み込むことができるナノサイズの膜小胞を開発し、T細胞やNK細胞の機能を増強できることを報告した。