新着記事What's New
- 学会レポートCongress Report
-
第22回日本臨床腫瘍学会学術集会 レポート④教育講演28「多発性骨髄腫治療アルゴリズム2025 ~every year a new standard」多発性骨髄腫の予後は大きく改善 CAR-T療法や二重特異性抗体への接続が鍵に2025.07.03近年、造血器腫瘍領域では新規治療法の開発が活発であり、特に多発性骨髄腫(MM)は多数の新規薬剤の登場により、予後が劇的に改善している。教育講演28「多発性骨髄腫治療アルゴリズム2025 ~every year a new standard」では、愛媛県立中央病院 血液内科の名和由一郎氏が、MMの診断と治療の最新動向について解説した。
- 血液学の最新論文New Reports On Hematology
-
2025年3月後半〜6月前半分を掲載しました2025.07.03
- 新薬情報New Drug
-
2025年6月分を掲載しました2025.07.03
- 学会レポートCongress Report
-
第22回日本臨床腫瘍学会学術集会 レポート③教育講演27「本邦における白血病診療」白血病診療の進歩と今後の展望2025.06.26教育講演27「本邦における白血病診療」では、神戸大学医学部附属病院の薬師神公和氏が登壇し、『造血器腫瘍診療ガイドライン第3.1版(2024年版)』の主な改訂点を軸に、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、慢性リンパ性白血病における最新の診療について解説した。また、2025年に保険収載された造血器腫瘍遺伝子パネル検査についても取り上げ、今後の臨床応用に向けた展望が示された。
- この人に聞くThe Experts
-
名大から東海大へ、名古屋に戻り最後は国立がん研究センター オープンマインドで大組織の変革と進展に尽力(後編)堀田知光(国立研究開発法人国立がん研究センター 名誉総長、国立病院機構名古屋医療センター 名誉院長)2025.06.262006年1月に開設された東海大学新病院の計画には施主として実現に努めました。当時は病院の建替えでは病床を増やす傾向がありましたが、高機能化を目指して新病院は300床減らして800床とし、メディアや医療関係者から注目されました。ポイントは、病床が減っても人を減らさず、かつ収入を増やすことでした。
- 学会カレンダーCongress Calendar
-
2025年6月〜11月開催分を掲載しました2025.06.26
- 学会レポートCongress Report
-
第22回日本臨床腫瘍学会学術集会 レポート②教育講演26「悪性リンパ腫の治療体系」新規治療法により進化する悪性リンパ腫の治療アルゴリズム2025.06.19悪性リンパ腫の診療は、近年、遺伝学的特徴に基づく病型分類の進展や新規治療法の導入により大きく進歩している。教育講演26「悪性リンパ腫の治療体系」では、岡山大学病院ゲノム医療総合推進センターの遠西大輔氏が、悪性リンパ腫における最新の治療アルゴリズムについて概説した。
- この人に聞くThe Experts
-
名大から東海大へ、名古屋に戻り最後は国立がん研究センター オープンマインドで大組織の変革と進展に尽力(前編)堀田知光(国立研究開発法人国立がん研究センター 名誉総長、国立病院機構名古屋医療センター 名誉院長)2025.06.19「この人に聞く」のシリーズ第22回は、国立がん研究センター名誉総長の堀田知光氏にお話をうかがいました。名古屋大学を卒業後、第一内科に入局、血液内科の臨床医として25年間診療と研究に注力しました。50歳のときに東海大学医学部に異動し、内科学教授、医学部長を務めた後、名古屋医療センター院長として再び名古屋に戻り、さらに国立がん研究センター理事長に転任して4年間務めました。「血液内科の診療は高度な手技や経験値がそれほど重要とは言えず、データを基に若手医師はベテランと同じ土俵で議論できる。若い人たちには新しい発想を生かして活躍してほしい」とエールを送ります。
- 血液学の最新論文New Reports On Hematology
-
2025年3月〜5月分を掲載しました2025.06.19
- 新薬情報New Drug
-
診断薬2025年5月分を掲載しました2025.06.19
- 学会レポートCongress Report
-
第22回日本臨床腫瘍学会学術集会 レポート①Presidential Session 1ポナチニブ、年齢・BCR::ABL1バリアントを問わず初発Ph+ALLに対する有用性を示す―PhALLCON試験南陽介(国立がん研究センター東病院)
Discussant:Jorge Cortes(Georgia Cancer Center at Augusta University, USA)2025.06.12第22回日本臨床腫瘍学会学術集会のPresidential Session「呼吸器 血液」では、国立がん研究センター東病院の南陽介氏が初発Ph+ALLに対するポナチニブの第Ⅲ相臨床試験の結果を解説した。 - この論文に注目!Focus On
-
2025年6月の注目論文柴山浩彦(国立病院機構 大阪医療センター 血液内科科長/輸血療法部長)2025.06.12血液専門医である「Hematopaseo」のアドバイザリーボードメンバーが、血液領域の最新論文から注目すべきものをピックアップ。2025年6月分は、柴山浩彦氏が担当します。
- 学会レポートCongress Report
-
JSTCT2025レポート⑨ Special Lecture 2高齢者へのHCT最適化に向けたFrailty評価とPTCyの可能性Shannon R. McCurdy(University of Pennsylvania, Perelman School of Medicine, USA)2025.06.05Special Lectureの第2講演では、ペンシルベニア大学のShannon R. McCurdy氏が「HCTランドスケープにおける大きな変化の一つは、レシピエントの年齢上昇である」として、年齢と虚弱性(Frailty)に注目したリスク評価、バイオマーカーに基づく個別化治療、高齢患者に適したHCT実施の最適化に焦点を当てた取り組みについて講演した。
- 血液学の最新論文New Reports On Hematology
-
2025年2月後半〜5月前半分を掲載しました2025.06.05
- 学会レポートCongress Report
-
JSTCT2025レポート⑧ Special Lecture 1世界のPTCyベースの移植はどこまで進んでいるか?Christopher G Kanakry(Center for Immuno-Oncology, National Cancer Institute, National Institutes of Health, USA)2025.05.29Special Lectureの第1講演では、National Institutes of HealthのChristopher G Kanakry氏が、PTCyによるGVHD予防のメカニズム解明に取り組んだhaplo-HCTモデルを用いての一連の研究成果と、今後さらなる普及および最適化を目指した最新の臨床研究について紹介した。